2014年 05月 25日 ( 2 )

週末婚を成功させるには

『週末婚』を読んで、結婚って何だろうとあらためて考えた時に、要するにもうザックリと「家族になること」でいいんじゃないかって思えてきた。
家族っていうと夫婦がいて子供がいてというイメージだけど、子供がいない夫婦も結局は同じなんだろう。子供がいないと夫婦はいつまでも男と女の恋人夫婦みたいな関係でいられると傍からは思えるけれど、果たしてそうか。子供がいない夫婦といっても、子供ができない夫婦と子供を作らない夫婦があって、子供ができない夫婦は子供がいればこそ完全なる家族になれると思い込み、子供を作らない夫婦は気楽そうでいて実は子供がいないぶん、いつでも離婚できるから自分たちの絆はいざという時、脆いのではとどこかで不安に思っていそうだ。だから、子供がいない夫婦というのも、その実、夫婦の枠をこえてより強固な家族というものでありたいとどこかで強く望んでいそうな気がする。
家族になること。身内になること。世間に対して、外敵に対して、守り守られる絶対の味方を作ること。もう結婚は「好きな人とずっと一緒にいられる」なんてものじゃなくて「家族を作ることに尽きる」と若い頃から教え込んじゃえばいいんじゃないか。48の今の、今日の、私の結論だ。(明日になれば、また何を言い出すかわからない。「やっぱり違った」と正反対のことを言い出す可能性もある。保証はできぬ)
夫婦の性的な関係も子供ができればほぼ終了でもう仕方ないといいかげん認めよう。父と母を懸命にやって、同時に家庭内で精神的に男と女をやれというのがどだい無理な話で、考えてみればそれは欲深すぎるのかもしれない。家族を作る、家族になるということが結婚なのだから、「夫が私を女として見てくれない」「夫に牡を感じなくなった」なんて不満は出てくるわけがない。そういうコトはもう恋人時代か新婚時代にう~んと、これでもかというぐらいにやっておくしかない。性欲だって他の欲望と同じようにコントロール下に置けないはずはない。メディアや宣伝にだまされて「いつまでも」「変わらずに」なんて思うからおかしなことになる。この世には永遠はないのだ、と腹をくくり、自分の身の程をわきまえよう。最近では「セックスレスで何が悪い?」という妻たちが多いと何かで読んだが、“家族であること”を第一義に守ろうとしている潔さととれば、あっぱれだ。
子育てが終了して子供を成人させて、それでも性的にも経済的にも余力があったら、その時は離婚して新たに恋愛してもいいし、離婚まではしないけど、私のように近くに別居して、有給休暇をとって会いにいく“有給婚”でもいいんじゃないかと思う。そうして、どちらかが年をとって身体がやばそうになったら、また改めて同居するというのもありなんじゃないか。別居婚はラクである。お互い食べたいものを食べ、やりたいことをやって、会いたいときに会う。夫だって、一人分の家事など大したことじゃなく、そもそも人間一人が生きていく上でのどうしてもやらねばならない用事なのだから自分でやって当たり前なのだと思えば、どうってこともない。ボケ防止にもなる。金銭的にも使い方次第で余裕がもてるはずだ。仕事の愚痴も目の前に相手がいないから、結局はひとりでなんとか消化する。
「果たしてこれで夫婦と呼べるのか」の問いも当初私を悩ましたが、紙切れ上も夫婦のままだし、何より自分たちが夫婦と思っていればそれはそれでもう夫婦なのだと思えてきた。
10月で別居して1年になるが、もともと二人でいても独りの良さを知っている者同士、口には出さないが、夫も実はこの生活に慣れてラクだと思えてきた頃だろう。
週末婚というのも実はもっと年をとった、子供を育て上げた私たちのような熟年離婚を選びそうな年代が、人生のある一過程でやれば成功するカタチなんじゃないかと思った。
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by zuzumiya | 2014-05-25 19:51 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)

内館牧子『週末婚』読んでみた

娘も息子も外泊で今日は一人。
作ってみたかった料理と自分の食べたいものだけ揃えて、今夜はのんびり映画を見る。
昨日今更なんだが『週末婚』を読了。当時はドラマの存在を知ってはいたが、普通に結婚生活してたので興味がなかった。別居婚の今読むとどうかな、と思って選んだが面白かった。愉しめた。いろいろ、考えさせられてよかったんでちょっと感想めいたものを書いておきたいと思うんだが、まずは買い物へ。
娘がいないのでアニメ「ワンピース」を見なくてもよいので久々に日曜美術館を見る。バルテュス特集だった。先日も豊川悦司がやってたバルテュス特集も眠気でウトウトしながらも見た。バルテュス展が先日の上野でやってることは前から知ってはいたのだが、宿直明けの夫に美術館のはしごはキツイかなと思ってやめていた(齋藤芽生さんも結局見ず)。6月22日までやってるのでまた誘おうと思っている。デビッド・ボウイとボノがバルテュスファンだと知って驚く。ボウイでバルテュスの生涯をバスキアみたいに映画化して欲しい。若い頃のボウイとバルテュスはよく似ている。







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by zuzumiya | 2014-05-25 11:41 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)


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