暮らしのまなざし
2024-03-17T12:03:30+09:00
zuzumiya
ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?
Excite Blog
裏切り者の春
http://zuzumiya.exblog.jp/242113059/
2024-03-17T11:16:00+09:00
2024-03-17T12:03:30+09:00
2024-03-17T12:03:30+09:00
zuzumiya
未分類
今日もほんとは電車に乗って、春物のアウターを見にショッピングに出かけるつもりでいた。
遠足のようにワクワクして早起きし、家事もしとかなきゃと洗濯して片付け事をして掃除して朝食の洗い物なんぞをしていたら、いきなりドスンという音が2階からした。猫がキャットタワーから飛び降りたか? いや、キャットタワー自体が倒れたぐらいの音である。慌てて階段を駆け上がると、小窓のカフェカーテンが大きく膨らんでいる。「閉めなきゃ」と手をかけた瞬間ビリッと破れた。あーあ。
焦ってベランダを見ると、朝、水をたっぷりあげて日光浴させていた観葉植物らが大きく撓ってわさわさ揺れている。まさかと思って視線を横にずらすと、あーあ。いちばん元気よく青々と葉を広げていた子、水さえあげていれば大丈夫なすごく育てやすかった子(名前は忘れた)が室外機の上から落っこちていた。無惨にも横倒しになって、葉が割れ、土がばらまかれていた。「だ、だ、だいじょうぶかっ」と急いで抱き上げると太い茎がポキっと折れた。え? あーあ。
慌てて室内のベンチにみんなを避難させ、その折に下を覗くと庭の青年の樹も見事にぶっ倒れていた(2度目)。あーあ。
春は別れの季節というが、この突然さ、ひどくね?
ほんとにちょっと前までは風もなくぽかぽか陽気で洗濯物を干しながら「お出かけ日和だなぁ」と喜んでいたのに。いきなりの裏切り。今は窓をガタガタ揺らすほどの嵐である。こんなんじゃ、近所のスーパーすら行きたかねぇよ。あ、洗濯物、飛んでってないよな。あーあ、もう、春って大っ嫌い!!
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そんな夜もある
http://zuzumiya.exblog.jp/242112800/
2024-03-16T19:48:00+09:00
2024-03-16T22:08:44+09:00
2024-03-16T22:08:44+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
保育を8時間もして遅番の諸々の業務もして、自転車をいつもよりうんと漕いだ私は、到底、立って待っていられないと思えた。どうするかと迷っていたら娘からようやくラインが来た。「あと10分で着く」というので、瞬間、「今日は負けたんだな」と思った。帰りがけコンビニに寄って二人分の弁当を買い、スイーツや菓子も買いこんで、自転車に乗った。空には猫の爪のような白い月が出ていた。片側は古い団地、片側は住宅地の窓の灯りを見ながらひたすら走る。それぞれの窓の向こうは家族がご飯を食べたり、テレビを見てのんびりしてるんだろう。それでも今日、娘が仕事でなく近くにいてくれてよかった。ほんとに一人だったら、私は今夜どうしていただろう。母のマンションまで行っただろうか。母が店に出ていていなければ、嫁のところに行っただろうか。どちらもちょっと気が引けてやっぱりファミレスにいるんだろうな、と考えてたら途端に寂しくなった。家に帰れないという心許なさ、行くところがあるようでない寄る辺なさ。片や家に帰りたくないという若者や帰宅拒否症のサラリーマンがいるらしいけれど、根っこのところはきっとおんなじ気持ちだと思う。心落ち着ける自分の居場所がない。安心できる場所のない寂しさ。そんなことを考えていたら、歩いて来る夫婦連れとすれ違った。
娘はきっと「何やってんのよ、大丈夫? ボケたか?」と私を叱るだろう。今日の私の仕事の大変さ(同僚に誤解されてちょっと気まずくなった)や新しいクラス編成の表を見て「(人間関係が)うまくやれるだろうか」と不安になった気持ちや「抱っこしないよ」と平然と言う担任たちの中で子どもたちの「抱っこしてぇ」を受け止めてきた一週間分の身体の疲れやその上で鍵を忘れてしまった落ち込みを知らない。いちいち、子である娘にどれだけ私の今日が大変だったかなんて説明などしない。
一人で生きていくを選んだことは、もう誰からも「そうなんだ、大変だったね」と頭をヨシヨシされず、自分で自分をヨシヨシしながらなんとか前を向いて立ち止まらず悔やまず生きていくということなのだ。その切なさをもう一度覚悟に変えるべくペダルを強く踏んだのであった。
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なんとかならないものか
http://zuzumiya.exblog.jp/242112522/
2024-03-16T13:17:00+09:00
2024-03-16T15:03:12+09:00
2024-03-16T15:02:31+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
スーパーに行くといろんなメーカーのものが売られているので、特に好きなものが決まってない私は値段とコスパを考えながらいろいろ試してみる。で、問題はメーカーさんによってコーヒーの袋の開き方というか、カップへのセッティングの仕方がみんな違うことだ。コーヒーが入った袋を開いてカップの端に引っ掛け、お湯を注ぐという仕組みはみな同じだが、いつも何処をどう切って何処を引っ張ってかけるのかと迷う。取っ手を持ちながらそのまま左右にやさしく引っ張ると袋が開くタイプ、袋は自分で最初に横にビリリと切って開けるタイプといろいろで、しかもカップの縁にかける足の出し方もいろいろな折りたたみ方をされていて毎回迷う。なぜ統一しないのかと、いつも食卓でイラッとする。力加減を間違えて袋を破り過ぎたり、足を一本なくした状態でガタガタと不安定なところに熱湯を注がねばならないハラハラドキドキを考えてみてほしい。
子どもたちに大人気の絵本に『大ピンチずかん』というのがあるが、そんなことがあるたびに「今日のせんせいの大ピンチはね、」と話のネタにはできるが、いい気持ちはしない。
大ピンチといえば、あの食品の袋に付いてる「こちら側のどこでも切れます」の表示。発明してくれたのは都知事選挙でいつも落選するあの変なジャンピングシューズを履いた発明家だったような記憶があるが(違うか?)、あの表示がついてからほんとに消費者はみんな助けられたと思う。ハサミを探したり、そのハサミがあったところに戻されていない問題が勃発したり、ハサミを探すのを待ってられず変に力を入れて袋を引いちゃぶいてポテトチップスを辺り一面ばら撒いたりの事件が少なくなったのは凄い。
しかし、その厚い消費者の信頼を裏切る時がままある。表示のとおり、こちら側なら何処からでも切れるはずと指先で切ろうとしても、いくらやってもまるっきり切れない時があるのだ。その時の「切れねえじゃん!」ショックはすぐに怒りに変わり、食べる前からもう喰い物の恨み的に上昇する。あの発明家さんはたしかに人々の役に立つ善行をしたが、その発明を何にでも使いたがる商品側の落ち度、「ほんとにちゃんと切れるのか」のチェックの甘さを是非とも正してほしいものである。昨日の納豆の出汁醤油の小袋、切れたはいいが飛び散って指がビショビショに。カラシも同じく。そうめんの束を綴るテープ、すでに鍋には一束入っているのになかなかほどけないイライラ。信頼していたものに軽く裏切られる瞬間。なんとかならないものか。
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ネガティブ→ポジティブ
http://zuzumiya.exblog.jp/242112408/
2024-03-16T08:52:00+09:00
2024-03-16T10:47:39+09:00
2024-03-16T10:16:11+09:00
zuzumiya
ちっちゃい器で生きていく
私はほんとに、すぐに、謝ってしまうタイプなのである。これはもう癖のようなものですぐに「すみません」と口をついて出る。たまたまで、二人ともが悪いはずなのに、なぜか私が先に謝ってしまうのだ。そして人間というのは先に謝った方が悪いことをしたことになってしまう。当然ながら、ムッとされるのである。おばさんやおじいさんなら「危ないなぁ」と怒られたりする。心の中では「そりゃ、こっちのセリフだよ」と投げつけているが、実際は何も言えず苦笑いして走り去るのだ。走りながら猛烈に腹が立ってきて「クソジジイ、ふざけたこと言ってんじゃねぇ」と毒づく。と、しばらくしてから今度は落ち込んでくる。なんで自分はこうもすぐに謝っちゃうんだろう。たぶん、自分の性格の悪いところ(人によく思われたい、争いごとが苦手で言いたいことが言えない)がこういう咄嗟のときに出てしまうのだろう。で、ペダルを漕ぎながら、情けない、すごく悔しい、と歯噛みしつつ、毎回「ま、自分の運転が完璧だったかといえば、そうは言い切れないよなぁ。じゃ、ま、いいか、謝るくらい。ジジイに花を持たせてやるか」と気持ちをポジティブに落とし込むことができる。今、書いてて思ったが、こういうポジティブな変換、実は私のいいところかも。で、よくよく考えてみると、人の脳にはこういう自浄作用みたいなことが実は備わっているのではないか。自分の性格がダメダメと落ち込んでばかりでは多くの人が絶望して、人類はとっくに滅亡してしまっていただろう。脳は激しい痛みを感じた時にそれを感じなくさせる物質が自然と出て、痛みを和らげようとするらしいから、それと同じにネガティブ思考をポジティブ思考へ変換させようと脳が勝手に働いてくれてるのではないだろうか。それを正当化や開き直り、諦めと悪く言うなかれ。生きていく上で大事な自浄作用ではないかと思ったりする。もはや口癖の「すみません」は直そうと思っても無理なので、「すみません」「すみません」と謝りつつこれからも身を縮めて生きていくことになるが、いちいち凹んでもまた「ま、いいか」で気持ちがなんとか元通りになるだろう。まるでスポンジのような人生だが、そのうちほんとに穴がいっぱい空いて、脳の方で今度は勝手に「忘れて」くれるのかもしれない。
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あの日の栞
http://zuzumiya.exblog.jp/242108250/
2024-03-10T08:03:00+09:00
2024-03-10T08:45:53+09:00
2024-03-10T08:45:53+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
母の膀胱がんがわかって、見舞いの帰りに病院近くの本屋で見るともなくうろうろしていたら、色とりどりの食器柄のかわいい栞が売っていて思わず買ってしまった。手術当日、控室で長い時間を待つ間、何となく思い立ってその栞の端に手術の日時を書いた。母はそのまま亡くなった、、、。わけではなく今もピンピンしている。で、その栞はというと、何の本に挟んだかもう忘れ、何処行っちゃったかなぁ、で探しもしていない。だって栞にティッシュの人だもの。
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カラスって
http://zuzumiya.exblog.jp/242108076/
2024-03-09T21:57:00+09:00
2024-03-09T22:31:08+09:00
2024-03-09T22:31:08+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
ある燃えるゴミの日、2階の娘が溜めに溜めたゴミをいちばん大きな40リットルの袋で出してきた。中身に菓子の食べ残しや生ゴミの類いはないとのことだったので仕方なくS字フックにかけて出した。ところがカラスのやつ、水色のゴミ袋がまんま出ていると思って早速突きに来たのである。で、結果、何も食料がないとわかって突くのをやめたようだ。
でも、奴らは絶対にグレーの容器ゴミの袋は突かないのだ。ゴミ袋の色を判別しているのだろうか。もし、ゴミ袋の色じゃなく匂いで感知しているのだったら、時々私は横着をして容器を水洗いせず捨ててしまうことも実はある(ごめんなさい)ので、容器ゴミの袋の方だって少ないながらも食べ物にありつける可能性はある。なのに突かないというのは、絶対に袋の色を見分けているとしか思えない。生ゴミの食べ物が入っているのはグレーより水色のゴミ袋の方だとわかっているのだ。すごいな、カラス。頭いいな、カラス。そんなことを考えながらゴミの日に備えて、今日も家中のゴミを集めている。
※小林聡美『茶柱の立つところ』
ファン・ボルム『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』読んでます。
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実は今
http://zuzumiya.exblog.jp/242102346/
2024-03-01T15:36:00+09:00
2024-03-01T16:54:41+09:00
2024-03-01T16:54:41+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
「お母さん、マジ強いよね。ほんとにダウンしたことないよね」と笑う娘に、「これでもコロナですから」と
言ってみたところで、暖簾に腕押しである。
でも、昨日辺りから少し症状が変わってきた。熱は相変わらず無く、喘息持ちのくせに幸運にも咳もない。ただ夜から朝にかけて鼻が詰まり、午前中、透明の粘った鼻水と鼻詰まり感、緑色の痰を出そうと咳がチラホラ出るのである。おそらくは痰切りの薬をもっと続ける必要があり、そして緑の痰は細菌感染も疑われるだろうから抗生剤が必要とみた。せっかく平日休んでいるのだからと再度受診を決めた。ほんとはこういう時こそ耳鼻科に行って鼻水を吸い取ってもらいたかったが、コロナ罹患者というのを言ったら引かれそうである。で、先日コロナを宣言された内科に再度受診してきた。女医は友達のような阿吽の呼吸で、抗生剤と痰切りの薬を多めに出してくれた。おそらくはこれで3日もしたら私のコロナは身体から完全に消え去って行くだろう。
午後の3時半という中途半端な時間にチョコ菓子をつまみながら炭酸飲料で抗生剤を流し込む。
もぐもぐしながら、胃袋も心臓も脳も内臓たちはずーっと休みなく働いているんだよな。内臓に比べて休めるのは手足や膝や肩や腰じゃないか、と気づく。そのくせ、痛い疲れたと音を上げるのはどういうことか、情けない、とぼんやり考えた。
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ほくろ占い
http://zuzumiya.exblog.jp/242101949/
2024-03-01T00:04:00+09:00
2024-03-01T00:47:27+09:00
2024-03-01T00:47:27+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
読むべき時を選んでくる本
http://zuzumiya.exblog.jp/242101844/
2024-02-29T21:04:00+09:00
2024-02-29T21:28:03+09:00
2024-02-29T21:28:03+09:00
zuzumiya
わたしのお気に入り
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江國香織さんの少女性
http://zuzumiya.exblog.jp/242097713/
2024-02-23T19:05:00+09:00
2024-02-23T19:33:40+09:00
2024-02-23T19:33:40+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
でもでも、上手だなぁ、江國さんらしいなぁ、変わってないなぁと微笑んではいる。
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春を呼び込む
http://zuzumiya.exblog.jp/242093707/
2024-02-18T11:20:00+09:00
2024-02-18T11:52:06+09:00
2024-02-18T11:52:06+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
季節はいつも自分で呼び込んでいる。春は球根の水栽培を始めて、流すCDもワルツやクラシックを出してくる。暖かい日は窓を開けて花の香りのお香をたく。ピンクの猫のポストカードに変える。観葉植物は年中あるが、ガーベラやチュウリップ、フリージアなど黄色の花を窓辺に飾る。時にはメダカも飼い始めたりする。マスクを取って自転車に乗り、口角を上げる練習をする。空を見上げる回数が増える。
今日はいつものように食卓で読書をしながら、チラチラと出窓に置いたムスカリのガラス鉢を見ながら、ひとりほくそ笑んでいる。ラジオのパーソナリティがいつも「ご機嫌も正解も自分で作るもの」と言っているがほんとうだ。
※『存在のすべて』塩田武士、『川のある街』江國香織
他、2冊。
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主人公にしてくれる音楽
http://zuzumiya.exblog.jp/242058154/
2024-01-21T19:43:00+09:00
2024-01-21T20:27:55+09:00
2024-01-21T20:27:55+09:00
zuzumiya
わたしのお気に入り
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ああ、今日はいい日だ!
http://zuzumiya.exblog.jp/242047713/
2024-01-14T19:12:00+09:00
2024-01-14T19:46:29+09:00
2024-01-14T19:46:29+09:00
zuzumiya
日々のいろいろ
ボリボリ、バリバリお菓子をかじる音に混じって「ありゃ、誰だ?」「あの俳優でしょ? 何だっけ」「あの、アレに出てた、、、」すかさず嫁がスマホでググっては「〇〇ね」「あ、そうそう!」と納得。台詞も聞き取れないうるささで、そのうち「ちょっと止めといて、トイレ行くから」と母がこたつから立ちあがる。残った者らが「映画館ではこうは行かないねぇ」と笑い合う。賑やか過ぎて台詞も飛んで映画に集中できず、落ち着かないけど、これもまた楽しい。2月のグルメ会は焼き肉。みんなで美味しいものを頂き、お菓子やらアイスクリームを頂き、ああ満腹だ、食べすぎたと腹をさすりながら、映画を観て笑い合う。幸せだ。
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私の好きな時間
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2024-01-14T08:40:00+09:00
2024-01-14T09:02:12+09:00
2024-01-14T09:02:12+09:00
zuzumiya
わたしのお気に入り
珍しく観たい映画が3つもある!!
http://zuzumiya.exblog.jp/242034600/
2023-12-30T21:07:00+09:00
2023-12-30T21:32:17+09:00
2023-12-30T21:32:17+09:00
zuzumiya
未分類
「正欲」
「パーフェクトデイズ」の主題歌のルー・リードの「パーフェクトデイ」の曲をかけて家の大掃除をした。もちろん、トイレ掃除も(笑)。
大晦日と元旦は母が来るし、2日は娘の彼氏、3日は息子夫婦が挨拶に来る。4日は母が肺気腫の検査に行くというので急遽、付き添うことになった。実家というのは人の出入りが激しく忙しいものだ。予定していた本を読み切れるだろうか。心配になる。
映画は「ロストケア」を観て、久しぶりに号泣してしまった。最後、後に犯罪者となる青年の幼少期の無邪気に遊ぶ映像にテロップが流れるのだが、ここでも号泣。どんな人間にもこんなにかわいい幼い頃があって、この先に暗澹たる未来が待っていようとは…と思うたびに涙が溢れてきてしょうがなかった。この剽軽な無邪気な笑顔のまま成長させてあげたかった、と泣きながら思った。いい映画だった。
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