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離れては引き寄せられる縁のこと

同僚が録画してくれたエレカシの武道館新春コンサートを見る。
「新しい世界へキミと」とか「絆」とか「桜の花舞い上がる道を」とかあの頃の曲の方がメロディーが断然良かったな、などと思いながら当時を思い出して懐かしく聞く。
セットリストを調べようと何気なく見たネットで今夜フジテレビで始まる「後妻業」に宮本さんのソロとしての初めての歌が主題歌で使われると知りびっくりする。よりによって「後妻業」とは!!
「後妻業」は私が好きな鶴橋康夫監督が先に映画化した「後妻業の女」のドラマバージョンである。鶴橋作品では小夜子を大女優の大竹しのぶが、柏木を豊川悦司が演じ、ドラマの方は小夜子を木村佳乃が柏木を高橋克典が演じている。高橋は映画俳優としての厚みがあるので大阪弁も上手いし見ていて安心できるが、木村佳乃の小夜子はどうも安っぽく軽く感じてしまう。大竹しのぶの後だけに木村佳乃のプレッシャーもすごかったんだろう。なんというか、木村佳乃も、彼女らしからぬハッチャケぶりで頑張っているが、どう転んでも抜けきれないもともとの品の良さがあって見ていてつらい。いいとこの奥様、バリキャリ堅物上司的な役が多かったのでそれが抜けきれないで邪魔をする。大竹の欲深でふてぶてしいんだけど、でもどこか可愛らしくて憎みきれない、実は情の深い小夜子の多面性が今のところ「軽み」だけでしか表現できていない気がする。回を追うごとに小夜子の過去が描かれて、何が小夜子をそうさせたかがわかっていくんだろうが、その時の小夜子の裏の顔をどこまで演じきれるか、楽しみだ。それにしても、宮本さんが主題歌とはまたしても縁を感じてしまう。「冬の花」の歌詞をじっくり見てみたい。


by zuzumiya | 2019-01-22 23:20 | 日々のいろいろ | Comments(0)
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