院内妄想

インフルエンザB型なんだろうな、と半ば諦めて病院の待合室にいた。うちのクラスではすでに4人がインフルエンザB型に罹っている。診察が終わって隣に座った少年は母親との会話からインフルエンザB型罹患者だとわかった。ゲゲッ。向こうもこちらもマスクはしていたが、隣に当のインフル患者が座っているというだけで何だか緊張して普通に呼吸ができない。できれば直ちに席を立ってなるべく遠くに行きたいが、小心者の私にそんな露骨なまねはできない。そういう目で周りを見回すと、病院は保菌者だらけである。何処へ逃げても菌やウィルスがうようよしている。左隣の背の高い若い女性はこの寒いのに素足にジャージ姿で、いかにも「さっきまで寝てました」感を漂わせ、自分の風貌なんぞもはやどうでもいいくらい具合が悪そうである。トイレに立っただけなのに「もしやノロウィルスでは」と小心者は勘ぐる。「どうしよう、ノロとインフルに挟まれた!」と脳内は勝手にパニックになる。冬場の病院ではよくこういう妄想に悩まされる。ありませんか?こういうこと。
で、ひとしきり妄想で悶えてからふと気付く。インフルだったら、一週間は休みだなぁ。休みは嬉しいな、読めてない本を読もうかな、映画もちょこっと観ちゃおうかな。でも有給1日しか残ってないから給料に響くなぁ。もし、インフルじゃなかったら、園長が今日の4時半から来てくれと言ってた(超きびしくね?)から行く羽目になるのか、嫌だなぁ辛いなぁ。どっちがいいんだろう…。ううう、どっちも選べない。と言いつつ、どっちかっていうとやっぱインフルかなぁ、と怠け者の私が出る。運命に任せるしかないか。
で、結果は白。風邪からくる気管支炎だった。園内でインフルを広げた極悪人というレッテルを貼られなくて済んだのはいいが、この弱った身体でまたしても目に見えぬインフルの脅威に怯えて生活しなくてはならない。次こそインフルの波をまともに受けてしまいそうだ。インフルでなくて良かったようなちと惜しかったような、どっちつかずのへんな気持ちで病院を後にした。
その後、園から電話があって4時半からの出勤はなくなった。そりゃそうだろう、具合が悪いって早退したんだから、もう。




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by zuzumiya | 2018-01-16 19:05 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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