「ありがとう」にもうひとつ+αをしませんか
新聞の投書欄に仲睦まじい老夫婦の話を見つけました。旦那さんに頼まれて奥さんが髪を切ってあげて、そのかわりに旦那さんが奥さんの肩を揉んであげる習慣があるというのです。この話を読んだとき、はっとしました。おそらく旦那さんは奥さんに「ありがとう」を言ったはずです。でもそれに加えてさらに「今度は肩を揉んであげよう」と動けるところが実に偉いなあ、素敵だなあと思いました。「ありがとう」と言うことはできても、さらに「そのかわりに○○をしよう」という行為までは、なかなか思いつかないものではないでしょうか。「ありがとう」「どういたしまして」でも、充分にこやかに事は済んでしまうのですから。互いの体の厄介な老いを分かり合い、健康に暮らせるありがたみやその有限さを感じている老夫婦ならではの気持ちの表し方でしょうか。想像するに、一事が万事のような気がします。「ありがとう」に「+αな行為」、心がけたいと思います。
※まずきちんと相手に向かって「ありがとう」を言いましょう。それからたとえば「お茶でもいれようか?」のような、すんなりできる小さなお返しをしてみましょう。
※まずきちんと相手に向かって「ありがとう」を言いましょう。それからたとえば「お茶でもいれようか?」のような、すんなりできる小さなお返しをしてみましょう。
by zuzumiya
| 2010-03-09 00:29
| 日々のことづけ
|
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by zuzumiya
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