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照明でも「差し色」の冒険してみませんか

暦の上で立夏を迎え、季節が夏へ移り変わっていくのが実感できると、部屋の雰囲気も夏仕様にかえたくなってきます。先日、フランス映画で素敵な灯りを見つけました。ヨーロッパ映画に出てくる部屋はいくつもの間接照明がまさに「適光適所」に灯されて、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』をあらためて思い出します。映画の主人公の部屋には窓際にシンプルな真っ赤なシェードのフロアスタンドがありました。夕暮れ時の空が蒼くなった時間帯に灯された赤い灯りは、側にある観葉植物の深い緑と相まってとても品よく美しいものでした。赤い灯りはちょっと冒険ですが試してみると、エキゾチックにもアンティークにも感じられ、照明にも「差し色」があることに気がつきました。夕暮れ時はもちろん、雨の日も美しいのではないかと楽しみです。ガーデニングが通りを彩るように、部屋の照明は街の照明でもあります。窓辺にライトを置けば、道行く人の気持ちも和らぐと思います。
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by zuzumiya | 2010-05-06 00:57 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)

落ち込んだ日の常備薬を持っていますか

落ち込んだ時、自信がない時、笑わせてくれたり、勇気づけてくれたりするものを「落ち込んだ日の常備薬」としてたくさん持っていると、大人は一人でも何とか立ち上がれます。先日、またもそんな常備薬が増えました。『味写入門(あじしゃにゅうもん)』という写真集です。2004年から2008年に「ほぼ日刊イトイ新聞」に全国から寄せられた「味のある写真(味写)」の中から厳選した面白作品を収めたもの。日常の偶然や撮影ミスで苦笑を誘うような、アルバムには貼られることのないいわゆるボツ写真の数々ですが、それぞれに面白さを誘うようなコメントがついています。コメント次第で爆笑を誘えるものとなるので「写真を味わう遊び」でもあります。梅佳代さんの『うめめ』にも通じる面白さで、爆笑間違いなしです。笑いながらも、気取らない日常のゆるけた温かみと人間のおとぼけぶりにほっとしたりして、情けない自分が生きて行くことを大いに許せるのです。


※『パーマネント野ばら』(西原理恵子)という漫画も中年女性を大いに勇気づけてくれます。中年になって失う物事の多いなかで、むしろ薄幸ともいえるなかで、それでも生きて行こうと日々を豪快に笑い飛ばす主人公の女友達たちに元気を貰えます。
 「ええねん、わたしら若いときは世間さまの注文した女、ちゃんとやってきたんや、これからはわたしもあんたも好きにさせてもらお」「そばに好きがあったら人生毎日正月やで」など、女として生きて行くための心に沁みる台詞がいっぱいです。
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by zuzumiya | 2010-05-05 20:56 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)

わかっていることをもう一度わかること

谷郁雄さんの詩の中に「どんな一日にも/どこかしら/明るい側面があって」という言葉を見つけて、その通りと嬉しくなりました。ふと、共感するとは「わかっていることをもう一度わかること」だと気がつきました。人生は日々いろんなことが起こりすぎて、わかっていることはどんどん記憶の底へ沈められてしまいます。でも「わかっていること」はある時突然「そうか」と感じて掴んだ宝です。宝を持っていること、見つけられた自分であること、そういう人生を送ってきたこと。何かに共感するとはそこを思い出させてくれるのです。だから、共感の多い人生は肯定の多い人生です。肯定の多い人生はどんな場合でも幸せの多い人生です。そして、共感するとはその作り手と繋がること。仲間であること、一人でないこと。昔だってこれから先の未来だって、人は同じことを繰り返し見つけ、感じて、出会う時期はそれぞれずれても必ず共感で繋がっていく。そう信じています。
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by zuzumiya | 2010-05-03 11:18 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)

いつの間にかプレゼントを探してる、そんなお店知っていますか

そこへ行くと決まって誰かにプレゼントや手紙を送りたくなるような、自分のことより誰かの喜ぶ顔を想ってしまうような、そんなお店を持っておくと豊かな気持ちになれます。私にとってそれは青山にあるスパイラルの2階の生活雑貨のショップです。今日はポチ袋の4分の1ほどの小さい「たね袋」というものを見つけました。一瞬、植物の種を入れて贈るものかなと思いましたが、実は500円玉を入れて財布に入れておくと福が貯まるのだそうです。でも、私は読んで字の如く植物の種を入れたり、お香を折って文香として友人への手紙に入れるのがお洒落だと思います。それから和柄の燕の絵のポストカードは燕が渡って来ている今の季節にぴったりで、去年の今頃会った友人に出すのに最適です。アンティーク調の鳥の絵の描かれた札は本好きの友人への栞にしたら素敵でしょう。どれもこれも自分使いのものを探す時よりずっと気持ちがわくわくして、幸せな気分でした。
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by zuzumiya | 2010-05-02 01:53 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)

「人のチャレンジを妨げない」を頭の片隅に置きましょう

東京都にはチャレンジスクールという名の定時制高校が5校あるのをご存知でしょうか。入試に学力試験はなく、中学時代の内申書も要らない上、志望書と作文と面接に合格すれば入学できます。中学時代に不登校になってしまった子供たちにとっては、過去は水に流して出直せる、これから新たに前向きにチャレンジしていける大変ありがたい学校です。チャレンジ校の中に「人のチャレンジを妨げない」を理念に掲げていた学校があり、実に素晴らしい言葉だと感心しました。人と違うのは当然で、それぞれに唯一無二の個性があって、それを認め合いながら生かし合いながら励まし合いながら、集団と個人の夢や目標に向かう。高校の話に限らず、会社でも家庭でも今一度見直したい考え方ではないでしょうか。一概に「個性を伸ばす」「人を生かす」というけれど、実はこの「人のチャレンジを妨げない」寛やかで温かく節度ある土壌であってこそ実現できるのだと思います。
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by zuzumiya | 2010-05-01 01:03 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


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