カテゴリ:ごあいさつ( 6 )

明けましておめでとうございます。

年末は物欲の嵐が吹き荒れて、ネットで注文してばかりだった。枕元に本と一緒にiPadミニが置いてあるのがいけない。すぐに本を放り出して買い物に走る。今だって、冬の夜に部屋に流しておきたいピアノのCDがあったり、新たに見つけたロシアの女性写真家の写真集が美しくて気になったりするが、以前のように啄木の詩を思い出して自制心を呼び起こそうとするも、アレレ?、起き上がって本棚に行かなければ啄木のあの自制の効いた詩が思い出せない。なんてこった!(ベッドから出て調べてきます)
そうだ、これだ。
「考へれば、ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。煙管をみがく。」
この心理ほんとに私よくわかるの。どれがいいかなって迷いながら、頭の隅では「何を買ったって満たされやしないんだろう?」って思っている。私の買い物にはいっつも少しの虚しさが混じっている。煙管ないから、黙って眼鏡でも拭いてりゃいいのに。
で、啄木の詩もわかったことだし、今年は気をつけようと思う。本を静かに読んでいようと思っている。昨年末から吉田篤弘さんの短編に嵌った。彼の本は冬の夜に寝床で読むのがいい。『台所のラジオ』良かったです。それから平松洋子さんのエッセイ『彼女の家出』を少しずつ読んでいる。平松さんは比喩のしかた、飛ばせ方がなんとなく石田千ちゃんとかぶるような時もあって読んでいてつっかえたものだが、この本ではそれがない。すらすらと行く。すらすら行きすぎる感もあってちょっと吉田さんに負けている。雑貨が好きで寺地はるなさんの『ビオレタ』も読み始めたが、これも吉田さんに負けている。井上荒野さんの『綴られる愛人』なんて本棚に入りっぱなしだ。吉田さん、やっぱり冬に強い。映画では歌ものの『God Help The Girl』が可愛かった。最近は映画のインテリアを見るのが好きで(しかも雑貨のような細部)、『アメリ』のように見直したい映画もある。一方で80型の大画面で『ターザン』や『ジャングルブック』の迫り来るゴリラを見て興奮した。これからはエイミーワインハウスのドキュメンタリーが楽しみだ。って、年頭なのになにダラダラと書いてるんだ(笑)。
今年は酉年。庭の木の枝に余ったミカンを刺していたら、シジュウカラやメジロ、ヒヨドリが来て喜んで啄ばんでくれるので、ついにホームセンターで野鳥用の丸めた餌と吊るす餌入れを買ってしまった。今日これから取り付けるつもり。元旦の外は今日も晴れ。餌をせがむように、もう鳥の声がする。
今年も自分で自分を楽しませるぞ。みんな、しあわせに。





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by zuzumiya | 2017-01-01 08:50 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうございます。

疲れがたまっていたのか、元日の今日は猫のようにほとんど寝てばかりでした。まさしく寝正月。で、起きてみると、なぜか尾てい骨やら、この間の風邪で咳込んだ横隔膜辺りの筋肉痛やらで体中痛いところばかり。気が緩んでしまったみたい。
痛いから座って映画もろくに見られず、ベッドで横になって本を読むと、またもや眠くなることの繰り返し。夫のいないお正月はすべてが自分のペース。朝食に子供と一緒にお雑煮とおせちを食べただけで、あとは映画を見ながら、お菓子をポリポリ、みかんをパクパク。買い込んだおもちはまだ一回しか食べていません。娘は早々と福袋を買いに出かけて帰ってこないし、息子は年中無休のゲーム三昧。明日はその息子も遊びに行って外泊です。家には猫と私だけ。
なんとか体裁を整えて仕事には行きますが、一人の夜は思いっきり自堕落に過ごしちゃいそうです。
でも、今までは家族でちゃんとお屠蘇を頂いて、おせちを囲んできたわけですから、子供が成長した今ではこんなふうに自由で暢気な、まるで独身のお正月もいいかなと思っています。
huluで見た槇原敬之のコンサート。たしか「自分がどう生きていいかわからないのなら、誰かの幸せのきっかけになりたい」というような歌詞があって、ハッとしました。忘れかけていたこと、思い出しました。軌道修正。初心にかえって、頑張らねば!

今年もどうぞよろしくお願いします。
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by zuzumiya | 2014-01-01 21:33 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)

今年はいろいろありました。

今年はほんとうに激動の一年でした。
年女で、年頭には久しぶりに何かが起こりそうだとワクワクしてたんですけど、まさか自分が離婚を言い出して、別居することになるとは思っていませんでした。
職場にとても気の合う年上の女性が入ってきたんですけど、彼女が若かりし頃の私の母に憧れていて、それがきっかけで今、母の店で働いているとか、加藤和彦さんファンの方と出会えて、私のことをズズと呼んでくれたこととか、クリスマスを過ぎてようやくエレカシの『あなたへ』を聞いて、三日に渡って感想を書いて、ふと空を見上げたら「また、どこかで出会えるかも」と強烈に思えたことなど、不思議な縁を感じる年でもありました。
数ヶ月前には思いもしなかったことが急に実現するような年でしたから、これからも何が起こるかほんとうにわかりません。それゆえ、怖いような楽しみなような、生きていなきゃな、という気がします。
来年は、身体を鍛えて少しシェイプアップしたいです。それから、やっぱり人に対してもモノにたいしてもいい恋ができるといいな。

今年一年このブログにお付き合いくださり、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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by zuzumiya | 2013-12-31 23:59 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)

みんな、いつもありがとう。

いつも「暮らしのまなざし」を読んでくださってありがとうございます。
「日々のことづけ」が何とか200を越えました。毎日の私の暮らしのなかで見つけた小さなささやかな言葉たちです。明日へのことづけとして書きながらも「そんなふうになりたいな、そんなふうにしよう」と自分自身に言い聞かせてきたものばかりです。実感もあり、理想もありです。
それとは別に、ブログらしく日々の近況のようなものを肩の力を抜いて書きたい気持ちもあって、「ブログらしく近況」やら「日記のような近況」やらその都度タイトルにしてちょこちょこと書いてきました。私はもともと手紙調が好きで、PCの向こうの不特定多数の人を思い描いて言葉を紡ぐいうより、一対一の手紙のやりとりのように書いていけたらいちばん素直で楽しいんじゃないかと思っています。そこでいわゆるブログみたいな、今日のできごとみたいな内容は「みんなへの手紙」というタイトルにして、これから書いていこうかなと思います。「みんなへ」で始めるけれども、気持ち的には顔は見えないけれど今パソコンの前にいるあなたに向かって書く、そんなつもりです。いかがでしょう?
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by zuzumiya | 2011-02-08 22:17 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)

あけましておめでとうございます

最初に「おめでとう」を言えたのは誰ですか?
家族? 両親? それとも恋人? 友だち?
何番目かの「おめでとう」を私もあなたに贈ります。
あけましておめでとう。今年もよろしく。
今年もいっしょに、言葉のちからを信じて、
この日々の暮らしのなかから小さな宝物を見つけていきましょう。
「おめでとう」の祝福を交わして歩き出す一年。
すべてが新しい。
さあ、始まります。
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by zuzumiya | 2011-01-01 01:10 | ごあいさつ | Trackback | Comments(1)

あけましておめでとうございます。そして、はじめまして。

岡部伊都子さんの随筆に「銀の細工」という短い文章があります。
クリスマスが近づいた花屋に売られているモミの木、そしてそれを飾る愛らしいデコレーションの数々。ツリーがそこここに置かれた街の、賑やかで楽しげな描写に読んでいるこちらも心浮き立ってきます。ところが、岡部さんは最後にこう書くのです。

「でも、この銀いろに輝く飾りの細工は、こういう遊びの余裕などまったくもてない苦しい家庭の、暗い家の中での内職でできています。むせかえるような真夏の間に、汗をふきふきこのデコレーションを作った人たちの上に、どうかいいクリスマスがきてほしいものです。」

一瞬でしゅんとしてしまいました。浮かれ上気した顔に、ぴしりと冷たい水を掛けられた気持ちがしました。このちょっと怒られたような、何とも言えない後味の悪さ。
岡部さんの最後の三行のようではなく、クリスマスの人々の幸福を願う文章はいくらでも書けます、見かけます。わたしも書いてきました。でも、これほどまで胸に突き刺さって、あれこれと考えさせられた文章はありません。
わたしの目は見ているようで、何も見ていなかったのではないか。見ることを支えているその人の生き方、その人生の来し方……。見るとは、なんと人生ぜんぶで獲得することなのでしょう。わたしのこれまでとこれからの人生で、自分のまなざしはどれほど鍛えられるのでしょうか。
後味の悪さは、岡部さんの文章ではなく、たぶん、この遙かなる課題にあるのでした。

ブログを始めるにあたって、タイトルをいろいろと考えていたときに、どうしてもこの「まなざし」という言葉を使いたくなりました。
もっと、きちんと、自分の生きているまわりを、暮らしのなかを、見つめてみよう、観察してみよう、それから考えてみよう、そう思いあらためてのことです。

「暮らしのまなざし」は4つのコーナーに分けて書いていきます。


1、400字のエッセイのコーナー・・・「日々のことづけ」

わたしから始まる伝言ゲームだと思って下さい。ふんふんと読んでくれたあなたが、もし笑顔になれたら、また他の誰かにことづけてみてください。
そして、ときどきはコメント欄からあなたの想いや発見もわたしに送ってください。
まるで、お楽しみ会のプレゼント交換のように、笑顔の生まれることばが人から人へと伝わっていけたら、きっと少しずつ、何かが変わっていくでしょう。
あした、もっと明るいほうへ。


2、おすすめのコーナー・・・「わたしのお気に入り」

わたしの好きな本や絵本や映画や音楽、いろいろを紹介します。
生きてきたなかで見つけた、宝物をあなたと見せ合いっこしたいです。
子どもの頃のように、一緒におでこをくっつけて、手のひらをそっと広げて。
そしてまた、それぞれの人生の中へ探しに出かけましょう。


3、毎日のなかのいろんな想いを伝えたい・・・「日々のいろいろ」「わたしみたいなあなたへ」

「わたしみたいなあなたへ」は「蛇のしどろもどろ」という以前のブログで書いていた、わりと好きなミニエッセイをこちらでも紹介するつもりで始めました。タイトル名が気に入っているので、もしかしたら、今後は「日々のいろいろ」というタイトルをやめて、「わたしみたいなあなたへ」のタイトルで書いていくかもしれません。


4、あなたに贈る言葉・・・「降ってきた言葉たち」

「日々のことづけ」まで発展しないけれど、日々の暮らしのなかで、ふと思いついた(ひらめいた)言葉をノートの走り書きのようにつぶやいています。


5、自分自身を客観視すれば・・・「ちっちゃい器で生きていく」シリーズ

エッセイほどかしこまっていない自己紹介。それとも本音紹介といいましょうか。いや、自虐ネタといいましょうか。「ほんとは私、こういう者なんです」



明日もまたここで、あなたに会えたらうれしいです。
どうぞ、よろしく。

                                  
しょうのかずみ
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by zuzumiya | 2010-01-01 00:00 | ごあいさつ | Trackback | Comments(0)


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


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