カテゴリ:わたしのお気に入り( 201 )

なんだか、お掃除したてのいい香り

a0158124_166250.jpgできれば、いい匂いのする部屋にいたい。猫が2匹いるので余計にそう思う。
空気が乾燥する冬はデフューザーにオイルを垂らしたアロマをその日の気分で楽しむ。
夏の今は蚊取り線香の流れを汲んで、お香なのである。
引越しでミニ仏壇を押入れにしまいこんでしまった。ぴったりの置き場がなかったというのもあるが「そもそも仏壇などなくてもいいのではないか」という気になった。本物のお位牌は母の家のでーんとした仏壇にあり、母によると私の家のミニ版はどうもニセモノらしい。ならば「いらぬ」と決めたが、仏壇を捨てるに捨てられず、ハンマー振り上げてやたら解体もできず、とりあえず、ということで押入れの奥にいて頂いている。
仏壇などなくとも洒落た小ぶりの写真立てに祖父母の写真や父の写真(ほんとうは父の生死はわからないのだが)を入れて本棚に置き、一輪ざしで楚々と花を飾り、先日買った和紙でできた可愛いお地蔵さんも置いて(保育士なので)毎朝、手を合わせている。ただ本棚なので、丈のあるお線香があげられない。で、お線香のかわりにお香というわけである。
今日は主任の手違いでたまたま有給休暇がとれた。マジよ。それならばと眼科の後に、かねてから欲しかったお香を買いに行った。
株)大香というところから出ている“りらく”のシリーズ。皆さん、ご存知か?コルクの蓋の細い瓶に6センチ程度のお香が15本入っている。値段は540円とお手頃なのである。香りはすずらん、すみれ、りんどう、らべんだー、ばら、ひのき、沈香、白檀、みんと、緑茶、ざくろ、じゃすみん、あじさい、すいれん、きんもくせい、さくら、しらうめ、ゆずの18種類もある(そうだ)。お香はアロマと違って、いぶすと結構きつく香りが出るので慎重に選ぶ必要がある。人によっては頭痛になるほどである。迷ったのがすずらん、りんどう、じゃすみん、みんとだったが、一番のお気に入りの上品で優しいがしっかり存在感のある香り、すずらんは売り切れだった。猫の匂いが強いのでイチかバチか“みんと”なんぞを購入して帰る。
早速、家でたくと、台風後の大風に乗って爽やかに匂い立った。
掃除もしていないのに部屋中の拭き掃除を今しがた終えたような清々しさが満ちた。これはいい。すごくいい。しかし、香りだしてから猫が2匹とも姿をくらましたが大丈夫か?
みんと、大いに気に入ったゾ。店主によると週末にはすずらんが入荷するという。楽しみが増えた。
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by zuzumiya | 2016-08-23 16:09 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

伝説のギタリスト、グユンに揺すられて

a0158124_613750.jpg昔は夏の夜といえばボサノバだったが、キューバのフィーリンのメロウな心地よさを知ってからというもの、毎年そればかり聴いている。不思議なもので、去年は濃すぎてスルーした本格女性ボーカルが今年は何故かグッとくる。フィーリンのこのむうっとした温みや艶っ気はどう表現したらいいだろう。リズムは骨盤に響き、メロディは毛穴から入る。部屋の灯りを落として、扇風機はわざとゆるめに。冷房のきいた部屋には似合わない音楽だと思う。愛猫は床に私はベッドにしどけなく。お酒が飲めない体質なのがちょっと恨めしくなる。
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by zuzumiya | 2016-07-31 06:17 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

素敵なメロディ

最近はブルーハーツを聞きながら、一緒に口ずさむ。
お気に入りは「手紙」。とても素敵なメロディだと思う。
今日は娘の店を手伝うので、カラオケで歌ってみようと思っている。
いつか宮本さんにも歌ってもらえたらいいな。
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by zuzumiya | 2016-06-24 13:08 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

戻れないけど進んでも行けるよ~ハナレグミ『深呼吸』

a0158124_14315381.jpg是枝監督の『海よりもまだ深く』の音楽を担当したハナレグミ。
シングルCD『深呼吸』が今日、届いた。
映画では最後のテロップが上ってくるなか、静かに流れてきてジーンときた。
メロディはもちろんのこと、歌詞がこの映画のテーマそのもので、まったく大人泣かせだ。
夢見てた頃の少年の「ぼく」と今の「ぼく」。
時が経ち、遠くかけ離れてしまった二人。
夢見ていた頃の「ぼく」から見たら今の「ぼく」はどんなふうに見えるだろう。
瞳を閉じて呼んでみる。「おーいおい」まだ君を覚えてるよ、忘れてなんかいないよ。
どんなに「ぼく」がぼく自身を信じきれない時があっても、
あの頃の「ぼく」だけは未来のこの「ぼく」をずっと信じ続けていてくれたんだよね。
手放すことなどできないから、あと一歩だけ前に進んでみるよ、もう一歩だけ。
そんな内容なんだけど、切なくて切なくて、「おーいおい」に心がふるえて泣きそうだ。
特に私が好きなのは、昔の自分だけは未来の自分を信じて生きていたんだというところ。
そうだよなぁ。夢って、未来って、そういうもんだったよなと思い出した。今よりずっと悪くなるなんてこれっぽっちも考えてなかったよな。おめでたいことに、いいことがいっぱい、楽しいことがいっぱい起こるんだろうなって漠然と思ってたよな。大人になれば今よりずっと自由で好き勝手できるんだと憧れてたんだよな。
あの頃の、子どもの頃の私にタイムマシンで会いにいけたら、何て言おうか?
たぶん。それでも、たぶん、こう言うんじゃないかな。
「生きてろよ」って。「いいことも嫌なことも起こっちゃうけど、大丈夫だよ。それなりに越えていけて、シアワセに面白くやってるから」



※映画のサイドストーリーになっているMVもとてもジーンときます。「戻れないけど進んでもいけるよ」というやさしい物語です。映画も音楽もMVも何から何まで好きすぎて困っちゃう。
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by zuzumiya | 2016-05-25 14:32 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

なりたい大人になれなかったけれど〜『海よりもまだ深く』

a0158124_22553173.jpg是枝裕和監督の最新作、『海よりもまだ深く』を見てきた。
すごく良かった。監督の作品の中でも『誰も知らない』に次いで好きな作品となった。なりたい大人になれなかった大人たちが、こんなはずじゃなかったという人生をそれでも懸命に生きていこうとする話。
阿部寛演じる15年前に文学賞をもらったきり、鳴かず飛ばずの自称作家という設定やら、ロケ地が当時別居状態の夫がひとりで住んでいたK市の公団団地という縁やら、音楽を好きなハナレグミが担当しているやらで、個人的に強い思い入れがあって公開後すぐに劇場に足を運んだ。
団地の部屋や外回りが映るシーンでは、撮影隊が来ると言ってはしゃいでいた一昨年の自分たち夫婦(当時は有給を夫の休みに合わせてとり、夫の家に泊まりに行っていた)が思い出され、物語の阿部寛と真木よう子演じる元夫婦と重なって切なくなった。台風の夜にたまたま元家族が樹木希林演じる祖母の住む団地で過ごすはめになって、台風一過と共に親子や夫婦や家族のいろんな思いが収まるべきところに収まっていくという筋書きになっている。
阿部の演じる良多という男は妻に見限られ離婚したにもかかわらず未練タラタラで、自分の状況は何も変わっていないのにやたらと家族の修復を望んでいて、でも妻の響子の方は新しい恋人もできて息子と共に新しい家庭を築いていこうと未来に目を向けている。そのどうにも噛み合わない男女の気持ちのずれが切なかったし、良多の母親である樹木希林演じる祖母が最後までダメな息子を思って夫婦の修復を願っていて、それら各々の気持ちの渦巻く感じが閉じ込められた台風の夜にあって、最後の情のぶつかり合いのような、確認のし合いのようなものが台風の雨風とともに流されて、晴天の翌朝には、それぞれがそれぞれの自分の日常に戻っていく。そこがうまく出来ているなと思った。
あの頃、私も夫とのこじれた関係をどうしたらいいものか、このまま別居を続けていたらその先にあるのは離婚なのだろうと漠然と思っていて、それで本当にいいのか自分の気持ちがわからなくて不安で、子どもたちの待つマンションに帰るためにバス停で団地を見上げる度に(バス停まで夫に見送ってもらうと余計悲しかった)、まるで映画のセリフのように「なんでこんなことになっちゃったのか」と思ったものだった。今では母の計らいで夫と離婚することなく母の買ってくれた一軒家にのうのうと住んでいるが、あの頃のあのやるせない気持ちを映画を見て思い出した。映画の夫婦は正式には離婚した元夫婦だったが、夫の方はそのことを未だ受け入れられず、迷い多く前へ向かいきれていないところが、なんだか当時の私に似ていた。私たちも離婚こそしていないが、思い描いた理想の夫婦像からかけ離れた意味で元夫婦だった。遠くにぼんやり離婚を見据えながら始まってしまった別居を続けて、うまくいかなかった結婚生活という哀しいしこりを胸にかかえて、結論を先延ばしにしながら仕方なく毎日をただ生きた。あの頃の私の切なさは、未来には何も描けないけれど、それだからこそ捨てきれない過去への慕情であって、良多のくすぶる思いや未練と何らかわりない。だからこの映画に惹かれるのだ。
希林の演じる祖母がもう夫婦の修復はありえないと嫁に聞いて分かった時点で、大事に持っていた孫のへその緒を返すシーンがあったが、年老いた母の思い描いた老後もまた叶えられずにあそこできっぱり終わってしまったんだなと涙が出そうになった。と同時に長野の義母のことも思い出した。きっとあんなふうに私たち夫婦の仲を最後まで(今でも)心配しつづけていたんだろう。
今のこの気持ちを3日もたてば生活の忙しさでまた忘れてしまうのだろう。どうして同居したのか、本当に夫と最後まで添い遂げるつもりなのか、そもそも愛しているのか愛されているのかとまた不毛にも悩み込んでしまう日々がくるだろう。でも、今日は、今日だけはあの頃のあの切なさを抱えた自分を覚えていたい。あの頃からたしかに人生は動いて、そして今があるのだけれど、この今でさえあの頃思い描いていた未来だったか分からないでいる。ただ、ふたりが離れていた時期のあの心の揺らぎだけは手放したくない尊いもののように感じている。
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by zuzumiya | 2016-05-22 22:56 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(1)

梅干しの種だったりカレーの匂いだったり

考えたら6年も前だった。バイトで一緒だった物知りのお姉さまに脚本家、木皿泉さんのことを教えて頂いた時、あの頃はそんなに心に響かなかった。人から「いいよ」と勧められるものに「そうやすやすと乗るのも癪だな」という天邪鬼はこうやって遠回りをして時間をロスするが、それでも人生においては損をしないようだ。
ドラマ『すいか』あっての『かもめ食堂』だったり、その後の一連のまったり系の小林聡美&もたいまさこ&市川実日子作品というか、フードスタイリスト飯島奈美作品というか、そういうムーブメントを生むきっかけになったんだから、やっぱり『すいか』の威力、貢献度はすごいんだろう。
木皿さんの脚本でいちばん好きだと思ったところ。
三億円横領の馬場ちゃんが下宿ハピネス三茶の台所に忍び込んだ時、朝食の茶碗の中に残った梅干しの種を見つけて、何気ない日常の暮らしの尊さにしみじみする話があった。しゃぶり終えた梅干しの種という視点は素晴らしかった。と同時に『寺内貫太郎一家』のドラマのなかで食を大事にした向田邦子さんのことを今更ながら偉大だったと思い出した。昨日の夜のカレーの残りを翌朝にご飯にかけるささやかなシアワセをドラマのなかに登場させたのは向田さんだったけど、木皿さんも『すいか』の初回で夕方に何処からともなく流れてくるカレーの匂いに触れている。カレーの匂いって、なんなんだろうね、やたら郷愁をそそる。夕方、自転車に乗っていてカレーの匂いがすると「ここん家、今夜カレーなんだ」と思うと、なんだかすこぶるホッとする。「帰ってきた感」がする。幸福感がせり上がってくる。煮物の匂いとか焼き魚とかよりグッとくる。不思議だな、インド人でもないのに。
そういうささやかで、でもいじましくて微笑ましくて愛おしい人の暮らしの機微を思い出させてくれるドラマって、やっぱりすごいな、ありがたいなと思う。毎日の暮らしを大事にしたくなる。マジに天国の向田さんに「しゃぶり終えた梅干しの種なんですよ!」と教えたい。
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by zuzumiya | 2016-05-15 07:29 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

山のトムさんに癒される。

『山のトムさん』のDVDを観ました。画面の中も外も天気が良く、どちらもウグイスが鳴いたりして、とても心地よい時間を過ごせました。事件らしい事件らしいは起きないのですが、畑や家畜の世話をして働いて、夕餉には大地の恵みをみんなで頂く素朴で単純な暮らしがひどく羨ましく見えました。
何度も繰り返し観てしまいそうです。
それから遅ればせながらドラマ『すいか』を観はじめています。セットがいいですね。浅丘ルリ子さんが出ていたなんて、凄い取り合わせです。
デヴィッド・ボウイのライブとプリンスのライブもDVDで観ました。二人ともショウを作り上げることでは筋金入りのエンターテイナーで人間的にもとてもチャーミングな可愛らしい一面もあって、死んでしまったことがものすごく残念。
読書は加藤千恵の『アンバランス』が良かったです。主人公のねちっこいくらいの心情吐露が時間を歪ませるくらい非常にリアルでした。きっとそういうもんだろうとしみじみ思います。
パーマをかけたのに1週間も経たずにバッサリ切ってショートにしました。
仕事モードに入っています。
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by zuzumiya | 2016-05-08 00:42 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

猫好きには外せない映画~『先生と迷い猫』~

a0158124_1984951.jpg久しぶりによい映画を見た。
よいといっても私の価値観でだが、今の気持ちにいちばん寄り添ってくれる映画だった。毎日、見ようと思えばいつまでだって映画もドラマも見ていられるような悠長な生活である。でも、なかなか気持ちにぴったりの映画に出会えなかった。サスペンスものも重苦しい人間ドラマも見飽きた。ラブロマンスや家族の感動話もうすっぺらくて気乗りがしない。
昔は映画も本も音楽もみな、どこかで教養だとかその人の趣味やセンスの善し悪しにかかわってくる大切なことのような気がしていた。50を過ぎて、単なる人生の暇つぶしなのだとようやくわかった。どんな音楽も美術も映画も写真もドラマも本もすべて芸術はその人の好みでしかなく、知っていることをことさらに威張ることでも知らないことを赤面して恥じることでもなく、すべては単なる好み、暇つぶしでしかない。そう考えるとこんなふうにブログに書いて人にすすめること、いやこのブログそのものも意味をなさないように感じてしまうが、ま、深く考えずに備忘録でもいいか。
タイトルは『先生と迷い猫』という。
イッセイ尾形が定年退職した堅物の校長先生の役で出る。猫好きの奥さんはもたいまさこ。既に亡くなっている。もともとの性分なのか奥さんが亡くなってからなのか、やけに偏屈で町の人々とも付き合わず、当然人々からも好かれていない。そんなひとり暮らしの家へ奥さんが生きていた頃から通ってくるミイという野良猫が勝手に出入りする。先生の留守中に家に入って、奥さんの仏壇の前に寝そべっていたりする。そんなミイを先生は毛嫌いして追い払う。ミイが来ると死んだ奥さんのことをいやがおうでも思い出すからだ。ミイは野良猫なので先生の家だけでなく、近所の美容院や駄菓子屋や飲み屋、港、バス停のベンチの下などあらゆるところに出没しては人々から餌をもらい、名前をもらい、愛情をもらっている。ところがそのミイが急にいなくなってしまう。ちょうどその頃、町の新聞には猫が殺されたという物騒な記事が載ったりして、ミイを知る町の人々も、偏屈ジジイの先生もついには心配になって…というお話。
町に住む野良猫たちの、のほほんとした自然で愛らしい映像が満載で猫好きにはたまらないが、一匹の猫に翻弄されるイッセイ尾形の不器用な偏屈先生ぶりも猫以上にチャーミングだ。ただ、可愛いばかりの映画ではなく、野良猫に餌をやっているだけの人間の無責任さや保健所に保護されている捨て猫の多さについても触れていてピリリとくる。とはいえ、やっぱり見ているこちらはほっこりして目尻が下がってしまう。猫が自由に散歩する伸びやかな世界、野良猫の住む町や人の暮らしの空気の穏やかさみたいなものに、ホッとひと息つけるのだ。ついでに言えば、先生の住む家(小さな庭のある、実に昭和らしい古い家屋)の佇まいが素敵。コーヒーとクロワッサンの食事とか出版社に頼まれてもいないロシア文学の翻訳をコツコツやっているとか、古いカメラが趣味というところも先生のキャラのいい味だ。そうだ、久世さんのドラマ「センセイの鞄」に出てくる柄本明の国語の先生もよかったが、イッセイ尾形の校長先生もユニークで負けてない。それから映画「かもめ食堂」とかのゆるい雰囲気が好きな人なら楽しめると思う。たぶん、何度でも見てしまうと思う。
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by zuzumiya | 2016-04-22 19:09 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

男に好かれるための名言集

a0158124_22563872.jpg実は最近、母との約束の通り、娘の店を時々手伝っている。といっても合計で4日ばかりなんだが、つくづく水商売って嫌だな、というか、正直「難しい!」と思い始めている。そんな折り、たまたまつけたテレビでドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです(金曜夜10時TBS)』を見た。これが結構、面白かった。ストーリーはハリウッド映画でも似たようなのがあった気がするが、仕事で成功した金持ち独身アラフォー女が恋愛マスター的な男性に指南をうけながら、恋愛できる体質になっていく話で、たぶん、おそらくはその恋愛マスターと最後は結ばれるんじゃないかな、と思われる話。単純だけど、こういうドラマはセリフというか恋愛に関する“目からウロコ的な名言”でどこまで視聴者を引っ張れるかなんだろう。
面白いと思うのは、ちょっと前までは「結婚できない男」というドラマがあって、世の中は男の方から女に媚びうる感じで「どうしたら男はモテるか、結婚できるか」で動いていたはずなのに、こんなドラマが作られたということは今や「いやいや上から目線で値踏みする女が悪いんだよ、結婚してもらいたきゃ、女も変われよ」にひっくり返ってきたのかな、と思えたからだ。ま、主人公が土壇場のアラフォー設定だが、恋愛弱者はどの世代にもいて、名言でそれなりに話題になればドラマを見る層は広く若者にも行き渡るだろうから、世の中の恋愛市場の流れは男上位に変わりつつあるかもしれない。
で、面白かったのはドラマで言われていた“男に好かれるための名言”の数々がすべからく水商売の女たちが普通にやっていることだったこと。特にツッコミ!それから、ときに話の腰を折っても引っ張る強引さ(“シャラップなんたら”とドラマでは言っていたが)。ボケとツッコミを客とホステスの間柄でやって、こなれていくとテンポのいい夫婦漫才のノリに笑いながら導いていく話術。しかも、空いているグラス、灰皿の灰、タバコの火、トイレから帰った時のおしぼりの熱さ加減まで気を配りながら自然体でやってのけるのが彼女らだ。ドラマの中で「ブスは許すが退屈でつまらない女は許さない」と強烈なセリフがあったが、水商売を4日やってつくづく「難しい」と感じているのはそういう相手を飽きさせない話術と相手にそれと気づかせない気配りとのもてなしがもうほんとに大変だからなのだ。飲みに行くなら、時にはホステスさんのいるようなスナックあたりにも行ってみるといい。なんだか、最近自分が感じていたこととドラマの内容があまりにマッチングしていたのでたぶんこれからも続きを見ることになりそうだ。来週は“仮氏”という言葉がキーワードとして出る。面白い。
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by zuzumiya | 2016-04-16 22:57 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

雨を眺めていたくなる音楽

a0158124_9181413.jpga0158124_919493.jpg仕事を辞めた翌日、持ち主の心のように自転車の空気は抜けていて、気のせいか4月になっての方が通勤に苦労な雨の日が多い。遠出をせずに毎日、80型のテレビで映画やドラマの見放題、それに飽きると本の読み放題でのんびりやっている。が、もともと貧乏性なのか、働かなないで受身で生きていることに1週間で飽きてきた。ブログを書くにもネタがない。こんな日々には自分を深く掘り下げてしまいそうで、いらぬことを細々と書きそうになるので、今日は軽いネタを書く。
最近はクラシック音楽に気持ちが向いている。でも、悲しいかな、詳しくない。先日、テレビドラマでかかっていたクラシックの曲がよくて調べたところ、マーラーの「アダージェット」ということがわかり、その1曲のためにCDを買った。それから火がついたようにショパンの「ノクターン全曲集」やカラヤンの「オペラ間奏曲集」を買った。どちらもすばらしく美しく、今日のような静かな雨の日に部屋に流していると猫のように何時間でも窓辺に座ってただひたすらに雨を眺めていたくなる。

最近見たドラマでよかったもの:「ソドムの林檎」「Nのために」「鍵のない夢を見る」
映画:「星守る犬」「あん」「ピアニスト」
「ぶどうのなみだ」という映画で主人公が突発性難聴になるシーンがあって、心が痛んだ。
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by zuzumiya | 2016-04-07 09:20 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


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