2017年 10月 04日 ( 1 )

斜め掛けからの卒業

鞄は肩からの斜め掛けが好きで、今までそういうショルダータイプばかりを買ってきた。両手が空いて元気よく見えるし、鞄をちょっと後ろに回せばお尻もなんなく隠せる。ところが、先日、街のショーウィンドーに映る自分の姿を見てギョッとした。何とも言えずそこはかとなくだらしなく見えたのである。原因を考えてみると、たぶん、胸の前を横切るストラップが胸の谷間(と書くほど溝はない)に喰い入り、片側だけ垂れた胸の位置をまるまるあらわにしてしまったからだと思う。若い頃はスレンダーといえば聞こえがいいが、悲しいくらいの貧乳だった。中年になって肉付きがよくなって腹とともに脂肪の塊である胸も以前よりは大きくなった。が、時すでに遅しで若い頃のようなハリがないぶん膨らんだものを支えきれず、小さいなりに垂れてしまった。バストの位置が下がれば、それだけで少し太って見え、間の抜けて締まりのない情けない体型に映るのである。はっきりと年齢を感じた…。
年齢を感じるといえば、斜め掛けにおける鞄本体の位置問題もある。若者はみな、ストラップを調節して背中の中央あたりにまで鞄を吊り上げている。あれじゃ、どうやって中身の定期や財布を取り出すのか。いちいち鞄をくるりと前に回すのだろうが、そしたら高く抱えすぎたギターみたいになって今度は探すのに厄介じゃないか。しかも、電車の中でスリにあっても背中のあの位置じゃ体感として何もわからない。そんな不便きわまりない位置にどうして鞄を追いやるのか、それがどうして若者にカッコいいと、流行として支持されているのかアラフィフの私にはまるでわからない。ほぼ背中の中央部に鞄がくるようにするなんて、まるで昔の海外旅行へ出かける際のシャツの下のパスポート隠しみたいとしか思えない(発想が本当にオバサンだ)。肉付きのいい体でどうやってくるりと鞄をまわせというのか。じゃ、今の時代、アラフィフのオバサンたちは、いったいショルダーの長さ、鞄の位置はどの程度にするのが好ましいのだろう。正解は、斜め掛けは残念ながらもう卒業せよ、ということだ。どうしても両手を空かせたいならリュックしかないのである。ここへ来て世の中のオバサンたちが軒並みリュックを背負っている理由がわかった気がする。若い頃と同じ感覚で何にも考えず鞄を斜め掛けにしていたら大変なことになるのである。落とし穴はいたるところにある。


[PR]
by zuzumiya | 2017-10-04 23:42 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


by zuzumiya

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

※このブログの無断な転載はご遠慮願います。

最新の記事

今を歌え!
at 2017-11-18 15:32
ペットショップの恐るべきおば..
at 2017-11-05 13:55
不眠症かも…
at 2017-10-28 21:53
謝り癖
at 2017-10-25 22:09
母の孤独、私の孤独
at 2017-10-22 15:11

最新のコメント

検索

ブログジャンル

画像一覧