暮らしのまなざし

2017年 03月 16日 ( 1 )




鶴橋監督、またしてもベット・ミドラーですか!

a0158124_13114418.jpg読書の合間に映画をAppleTVで2本見ました。『だれかの木琴』と『後妻業の女』です。どちらも女の業の深さを考えさせられる映画でした。後妻業の方は私の大好きな鶴橋康夫監督で、映画の途中でベット・ミドラーの「Do You Want To Dance?」が流れてきた時には「イヨッ、待ってました!」と心で叫んでいました。監督、よほどこの曲に惚れ込んでいるようで、自作の挿入歌に使うの何回目?と笑ってしまいました。ベット・ミドラーのこの曲が流れて来たら鶴橋作品と思って間違いないのではないでしょうか。ほんとにこの曲は大人の艶気と渋みがあって、こちらをじらしてくるような登場感があって、美しく悩ましく切なげに盛り上がって行くし、どんなシーンをも粋にひきたたせてくれるんです。監督は音楽にこだわる方だと思うので、きっとバーに流れていた曲も特別な演出的配慮があってのものでしょう。一曲、素敵だなぁと思えたジャズの気怠い女性ヴォーカルの曲があって、気になるのでなんとか曲名を調べてみようと思っています。小夜子役の大竹しのぶさんと結婚相談所の所長の柏木役の豊川悦司さんが酒場で探偵殺しの相談をする場面だったと思います。思わず、監督の音楽の趣味の良さを思いました。そういえば、「黄昏のビギン」も大竹さんに殺しの場面で歌わせていましたね、ふふふ。脚本も演出も面白かった。大阪弁だから勢いがあって泥臭くてスッタモンダの喜劇になってくれるんでしょうね。ストーリーや演出から離れますが、一人の女としてみれば、飢えと空虚が入り混じった小夜子の底知れない業というか、生い立ちなどの人間的な背景をもっと知りたいな、と思いました。


※音楽を担当した羽岡佳さんの事務所に曲名と歌手をお訊きしています。果たしてお返事くれるでしょうか。


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by zuzumiya | 2017-03-16 22:11 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)

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