2017年 03月 11日 ( 4 )

エレカシの「喝采」に寄せて

私は何でも人より先んじるより遅れをとる方だが、エレカシの宮本さんの歌うちあきなおみの「喝采」をようやくネットで見た。ちあきなおみの歌を歌う情報は知っていて、それが「喝采」であって、間違っても私の好きな「黄昏のビギン」なんかじゃないことは少し残念ではあったが、見てみて吃驚した。歌の上手さにほんとうに惚れ惚れした。二番めの歌詞に「喝采」を選んだわけがほの見えて「ああ、そうか」と納得もした。マイクを強く握りしめ、真剣に丁寧に歌う姿に、久しぶりに「私はやっぱり、この人が好きだったんだ」と心底思え、あの頃感じていた愛おしさとそこへ帰ってきた懐かしさに頬がゆるんだ。ファンは水ものと言っていたが、寄せては返す波のようだね。
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by zuzumiya | 2017-03-11 18:40 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)

凝りの原因

先日、美容院に行って若い兄ちゃんに肩をマッサージしてもらったら「凝ってますねぇ」と言われた。ま、肩という部位は「凝ってますねぇ」が褒め言葉、お世辞みたいなものである。
肩が凝っていないでフニャフニャだとまるで日頃怠けて暮らしているみたいで、肩が凝っていればいるほど仕事や家事を頑張っていて真面目な証拠だと無意識にみんな思っているのではないか。なぜなら、美容院の兄ちゃんはその後「お仕事、大変なんでしょう?」とかぶせてくる。で、私の場合はその凝りの原因が仕事や家事でないところが情けないので、兄ちゃんにも「ああ、そうですね」としか返せない。凝りの原因はおそらく仕事30%、残りの70%が猫なのである。
冬場、猫たちは寒いので私の布団の中に潜り込んでくる。ももちゃんは私の右隣、妹分のチビは左隣か足元中央。こう書くと「ふうん、可愛いね」なんて思われるだろうが、私にとっては「つらい」のひと言である。ももちゃんは幼い頃、まるで男性が恋人にするかのように私が片手で布団を押し上げ中に誘い、腕枕をして、胸の鼓動を子守唄のように聞かせて育てた。夏場以外は布団の中でしばらくそうして眠る。熱さか呼吸がつらくなってそのうち這い出て、私の顔の真横、同じ枕に顔を乗せて両手を投げ出すようにしてぷんすか眠る。尿意でこちらが目が覚めたりすると、薄暗闇に縞の顔のドアップが見えてドキリとすることがある。チビはももに習って、横向きの私の背中側の隙間から布団に侵入してくる。チビはへんな猫で、昼寝の時も体は横向きだが顔だけうつ伏せにして寝るのが好きで、息が苦しくないのか布団の中に頭から入っても方向転換しない。だから私たちの寝姿はもも・私・チビの川の字を狭いシングルベットの上に書いている。
私は自分の子どもにも腕枕はしてやったことがない。猫でやってみて、ほとほと世の男性が褥でどれほどの労苦に耐えているのかがわかった。可愛い恋人とはいえボーリングのボールのような人の頭。しびれを我慢し、嫌な顔ひとつせずお喋りにつき合い、よくぞ乗っけているものだ。腕枕はそんなに太っていない成猫のももでも10分も経たないうちに腕がしびれてきて、私は手を引っ込める。しかし、背中にぴたりとデブ猫のチビが張り付いていて、私は寝返りが打てないのである。人は寝返りを打つことで、血液やリンパの流れをよくしているのだという。寝返りを打たないことは身体にものすごく悪いのである。ついに我慢ができなくなって寝返りを打つと、息の続くチビがもぐらの移動のように足元にぐんぐん潜って行くのはいいけれど、私の左足を越えて両足の間に落ち着いてしまうとこれがまた厄介なのである。最初は久々に仰向けになれて気持ちがいいが、これが続くと今度は腰が痛くなってくる。なんとしても左側に寝返りが打ちたくなってくる。しかし、寝返りばかりを打って右側のももの安眠を妨げたくはない。ももが「とてもじゃないが寝てられない」と出て行ってしまい、しばらく経って寒さにふるえて布団の中に入り直し、冷たい毛を私の背中にすり寄せられては今度は私の安眠を妨げるからだ。うう、どうしよう。でもやっぱりつらい。で、左に寝返りすると思った通りにその拍子にももが布団から這い出てしまう。もういいやと目をぎゅっと閉じると、しばらく経って今度は枕がぐんにゃり潰れてきて(私の枕はウォーターピローである)、嫌な予感がする。左側に向いた私の鼻先にももの冷たく濡れた鼻が触れて、布団に入る隙間を探しているのがわかる。つまり、ももという猫は私の横向きになった腕のなにしろ腕枕を望んでいるのである。ああ。
そうやって私は寝返りを打っては両腕を痺れさせ、足元にいるチビを蹴り飛ばすことのないように仰向けになっても両足をベッドの端に寄せ、そのために枕に対して体勢が斜めになっているので首にも負担がかかっているのか、朝、目覚めても首やら肩やら腰やら、身体中が痛いのである。職場では苦笑いして「0歳児クラスに入るとこれだから…」なんておんぶやら抱っこのせいにしているが、実は毎晩の猫との添い寝のせいだとはとても人様には言えないのである。


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by zuzumiya | 2017-03-11 12:43 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)

ブログの自由

いやぁ、びっくりした。
昨日、書きかけて眠ってしまった文章を直そうとブログに行っていじっていたら、“ブログジャンル”というのが気になっていろいろな方のブログを見ていたんですけど、中にブラウスの前をはだけて小玉スイカのダブルのような豊満な胸をあらわにした露出趣味の方のブログに出会ってしまい、「な、な、なんだこりゃー」と慌てふためき、部屋に自分ひとりなのをいいことに朝っぱらから中学生の男子のようにドキドキしながら思わず見入ってしまいました。世の中にはいろんな趣味の方がいるんですねぇ。私は女性ですけど、重力に逆らえなくなった中年といえどもかなりの貧乳なため、まるで男性のように豊満な女性の胸にはいつも釘付けになってしまいます。ま、心の内は「どうやったら、こんなに育つんだ?」ですけど。結局、書くことがみんなすっ飛んでしまい、胸の鼓動を鎮めるために逃げる猫をひっつかんで撫でまくっていました。今日が3.11だっていうのに、私ってどうしてこうなんだ?
思い出したらまた書きます。

※ジャンルが「日々の出来事」から「つぶやき」にかえました。50代にはかわりはないけれど。

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by zuzumiya | 2017-03-11 09:57 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)

日々の泡

人に言われた言葉が妙に頭に残って自分の行動を縛るいうことがある。
「糖尿病のオシッコは泡が立つというから、いつもオシッコした後見ちゃう」
この言葉を友人にふいに言われてから、私は便器に座るたび、目の前のドアにトイレでオシッコを確認する彼女のかがんだ姿が浮かんでくるようになってしまった。で、自分も流す段になってオシッコをまじまじ見るようになった。どうか、この泡がすぐに消えますようにと願いながら。
年をとると不安や心配はトイレまで追ってきて、ちっとも落ち着かせてくれないのだ。

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by zuzumiya | 2017-03-11 08:58 | ちっちゃい器で生きていく | Trackback | Comments(0)


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


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