暮らしのまなざし

2017年 01月 29日 ( 2 )




本と映画と怠け者

この週末はいっさい家を出ずに本と映画を見ていた。
お腹にくる風邪の次にまたしても喉風邪にやられている。声がガラガラで咳も少し出てきた。本はYaccoさんをようやく読み終わり、荻原魚雷さんの『本と怠け者』を今日一日で読んでしまった。早川義夫さんのエッセイに巡り会った時のようなすがすがしさがある。正直に誠実に戸惑う、悩む、分からなくなることのすがすがしさ、いつでも自分自身であろうとするすがすがしさ、とでも言おうか。本の中に自分のモヤモヤを助けてくれる何かがあると信じて、そういう本を作家の言葉を生き方を探さずにはいられない熱情に思わず微笑んでしまう。いわゆる“古本もの”は初めてだが、私の好きな作家さんの知らなかったエピソードや未読の随筆など、読んだことはないが興味を持った作家さん(神吉拓郎など)増えて、図書館にガンガン予約している。これからは井伏鱒二と尾崎一雄に行く。
映画は『シングストリート』が良かった。自分も80年代、ロックのミュージックビデオに憧れて日芸の放送学科に入ったことを懐かしく思い出した。

※荻原魚雷さんのブログ「文壇高円寺」もどうぞ。





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by zuzumiya | 2017-01-29 22:41 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(2)

お疲れ様、誰かさん

毎晩、帰宅して自分の部屋の雨戸を閉める時、家々の軒の間から坂下のアパートの二階の窓のひとつが煌々と輝いて見える。もちろん、住人は知らない。見たこともない。ただ、私の想像のなかでは年若い女の子の一人暮らしのような気がしている。そして、いつも心のうちで「ああ、あなたもまた帰ってきたのね。お疲れ様でした」とその見ず知らずの誰かに向かってやさしく労う言葉をかける。こういうのが、一日の終わりのこれから数時間を過ごす自分への温かな励みのようなものになっている。




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by zuzumiya | 2017-01-29 19:10 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)

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