2016年 09月 15日 ( 1 )

季節で遊ぶ

先日、はたちを過ぎた娘とひさびさに買い物に行って褒められた。
「お母さんは、絵本とか“おはなしのろうそく”とか読んでくれたり、菖蒲湯とかゆず湯とか季節の行事や習わしとか教えてくれて、お母さんらしいお母さんだったよね。友だちに聞いてみても、そういうことみんながしてもらってるわけじゃないんだってこの年になってわかった」のだそうである。
ま、当時から私が保育士だったということもあるが、もとより「蝉の声より虫の声が立ってきたなぁ」と季節の移り変わりの方に心が揺れるおセンチで、純和風の暮らしをしているわけではないけれど、昔ながらの行事や習わしを生活のいろどり、演出として楽しく暮らしの中に取り入れてきた。
我が家では玄関の下駄箱の上を“季節のスペース”として、季節感あふれる花や植物、オブジェを飾り付けている。教育的な目的で始めたのではなく、私のささやかな楽しみなのだ。
今日は十五夜。この日のために娘と一緒に吉祥寺に出かけて、“菊屋”ですすきと吾亦紅の造花や鈍色の花瓶を選び、東急の鳩居堂で月をバックにうさぎが跳ねているミニ色紙を買ってきたのだった。たてるお香は竜胆で決まり。実は客人も少ない玄関だが、外出から帰ってくるたび目に入ってちょっといい気分になる。それだけでも“豊かな暮らし”をしている気になってくる。十五夜飾りの前は金魚鉢を模した丸いガラス(手頃なサイズの金魚鉢がなかった)に“菊屋”で買ったガラス細工の赤い金魚と蛙を入れて、イミテーショングリーンの先っぽをちょん切って水草に見立てて置いておいた。
こうやってテーマを決めて「何をどう飾ろうか」と考えるのはまるでディスプレイアーティストになったみたいで実に楽しいものである。巷のスーパーではもうハロウィーン飾りのようだが、それでは少し先取りすぎている。そこまでの間にもうちょっと自分流にいろんな“秋”を飾ってみたい。季節で遊ぶこんな姿が娘に“子どもに季節感を抱かせるよいお母さん”として効果的に映っていたようだ。
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by zuzumiya | 2016-09-15 14:27 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)


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