プランターひとつぶんの楽しみ。それが「ゆとり」です。
我が家のベランダには、土だけ入れてある小さなプランターがひとつあります。家事でベランダに出るたびに、今度の週末には花を買ってきて植えようと思っているのですが、いざ、その週末がくると何やかやで忙しく、残念ながら花屋をのぞく暇もなく終わってしまいます。そんな繰り返しですが、土だけのプランターを見ては、今度こその決意をあらたにして、どんな花にしようかと考えながら、にこにこしています。まるでこの先に幸せが待っているような、幸せへの切符を一枚握りしめているような、そんな穏やかな気持ちになるのです。ある時、これが「ゆとり」というもので、こういうささやかな「ゆとり」で人はじゅうぶん幸せになれるのだと気づきました。いつでも取りかかれる、そしていつでも幸せな気持ちになれる、そういう自分だけのゆるやかさで楽しみをひとつ持っておくこと。取っておくこと、かもしれません。あなたの暮らしの中にも、きっとあるはずです。
by zuzumiya
| 2010-01-18 11:58
| 日々のことづけ
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ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?
by zuzumiya
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