フケ顔読書

先日、中年における鞄の斜め掛けの無様さついて書いた。若い頃から何気なくやっていたことが中年になると命とりになることは他にもある。
ベッドやソファに寝転がっての読書である。私の休日のお楽しみのひとつである寝起きからの読書をしていて、ふと気がついた。なんだか息苦しいなと思ったら、私は文庫本を胸の上わずか3センチ程度のところに浮かし、顎をぐっと引いて目線を下げ「どれどれ〜?」と読んでいたのである。息苦しかったのは肉付きのいい二重顎に気管を潰されていたからだ。しかも、私はいくぶん鼻の下を伸ばして口角を下げ「ほほう〜」と老人が頷く時のように頬の肉をブルドッグのように下げに下げて読んでいたのである。文庫本を持つ手が疲れてだんだんと下がって行き(腕の筋力も落ちているってことだ!)、目線が下に行くからどうしても顎は引かれて二重顎に、顔はブルドッグになってしまうのだ。世の中年は「リフトアップ」とか言ってさかんにマッサージして口角や頬の肉を吊り上げているっていうのに、読書にかまけてわざわざ自分から真逆にこんな顔を続けていたとは。慌てて枕にクッションを当ててみたり、文庫本を持つ手を上げ、鏡を見るように顎を上げてみたりした。しかし…。時すでに遅し。毎週末、数時間も、私は自分に「フケ顔」を強いていた事実。ガビーンである。中年の皆さん、ベッドに寝転がっての読書もダメです、卒業です。


[PR]
by zuzumiya | 2017-10-09 08:05 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://zuzumiya.exblog.jp/tb/237849972
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


by zuzumiya

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

※このブログの無断な転載はご遠慮願います。

最新の記事

今を歌え!
at 2017-11-18 15:32
ペットショップの恐るべきおば..
at 2017-11-05 13:55
不眠症かも…
at 2017-10-28 21:53
謝り癖
at 2017-10-25 22:09
母の孤独、私の孤独
at 2017-10-22 15:11

最新のコメント

検索

ブログジャンル

画像一覧