こんな映画と音楽、気に入ってます

a0158124_0244539.jpg今日はジャームッシュの映画『パターソン』を見に行くことにした。息子に駅まで車で慌てて送らせ、無事、時間通りの電車に飛び乗って上映時間の40分前には新宿に着いた。ちょっと喫茶店で軽く昼食をとってから行ったら、もう満席で見られなかった。甘かった。昨日が初日で永瀬正敏の舞台挨拶まであったその翌日の日曜日である。新宿だし、4年ぶりの新作だし、ジャームッシュファンが駆けつけて当たり前なのに、30分切っての入館でチケットを買おうなんて、どうかしていた。これぞ地方ボケである。しかたがないから、武蔵野館で掛かっている第二候補のベトナム映画『草原に黄色い花を見つける』を2時間待って見ることにした。見られなかった『パターソン』のパンフレットを買い、冷房のきいた館内から出ずにパンフレットを熟読して予習しようと思った。だが、だんだん寒くなってきて急遽カーディガンを買いに向かいのビックロに行ったりした。「なんて日だ!」と内心、悪態をつきながら。
『草原に』の館内はお年寄りばかりが目立った。ベトナムのひなびた農村地帯が舞台で、青々とした田んぼの広がる畦道を子どもらが無邪気に走って行ったりすると、どことなく昔の日本の貧しい田舎の風景と似ていて、お年寄りたちは自分の幼かった頃を重ねて見ているのだろう。笑いが出たりしている。私はどちらかというと田園風景の詩情より『青きパパイヤの香り』や『夏至』の方が好みで、それはたぶん、私がインテリアに興味があるせいだと思う。話としては悪くはなかった。
a0158124_025473.jpg館内にあった次回作のチラシで『ポルト』という映画があって、これにもジャームッシュが製作総指揮で関わっているというので、『ギミー・デンジャー』の後の公開(9月30日)だから、8月から9月の武蔵野館はジム・ジャームッシュ月間である。どんどん出かけて行こうと思う。
a0158124_030414.jpg音楽はまた「雨と休日」から1枚CDを買った。今年の夏は雨や曇天ばかりで夏らしい日差しが少なくて、立秋を過ぎ夏休みが終わる今頃になってようやく強い日差しが戻ってきている。去りゆく夏をぎゅっとかみしめようと『bahamian ballads』(アンドレ・トゥーサンのベスト盤)を買った。一挙に部屋がカリブ海のゆるさに包まれて、「おお、これぞ夏!」って感じで、思わず歌声にステップを踏んだ。ワールドミュージックに興味がなかった昔が嘘のようだ。これでしばらくは陽気にいける。
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by zuzumiya | 2017-08-28 00:30 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
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