ジャームッシュの新作2作に期待。

a0158124_0371376.jpga0158124_0373899.jpgジム・ジャームッシュが4年ぶりに新作を撮ったそうです。その名も『パターソン』。詩が好きなバスの運転手パターソンの何気ない日常の暮らしを描いたお話みたいです。“日常映画”という言葉で紹介されていました。いいネーミングです。前作のインテリ吸血鬼のカップルのお話もすごく私好み(ティルダ様が出ているし)だったけれど、今回は平凡な、でも愛おしい日常というテーマが何よりエッセイ好きな私にはツボなのです。日常をどうチャーミングに撮るか。それは監督が日常の暮らしのどこに目をつけて素敵だとか恩寵だとかを感じているか、その人間の感受性やものの考え方がもろに出ますから、映画としての演出や脚本力というよりジム・ジャームッシュという人物の人間性をわりとスムーズに窺い知れる作品ではないかと私は期待しています。詩人がふつうの日常の暮らしの中に詩を見つけるように、きっと日常にはいろんな素敵なものが散りばめられているんでしょう。そういう観察眼だったり、感受性だったり、それらが自由に伸び伸びと働く心の余裕だったり、そういうものを本当は誰でも持っていて、そういう自分にさえ立ち返れば、お金を払って特別な何処かに行かなくても、制限ばかりの今いる此処が幸福のありかになる。そういうふうに日常の見方を変えてくれるから、私は文学でも身辺雑記的なエッセイを好むんですが、ただ何でもない日常を“作品”ばえするためのテクニックはきっとあるんでしょうね。なんてったってジャームッシュですもんね。イギーポップのドキュメンタリー映画も9月には公開だそうで、そちらももちろん気になっています。ジャームッシュは前作も新宿は武蔵野館でした。武蔵野館さん、ありがとう。




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by zuzumiya | 2017-08-26 16:52 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
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