お疲れ様、誰かさん

毎晩、帰宅して自分の部屋の雨戸を閉める時、家々の軒の間から坂下のアパートの二階の窓のひとつが煌々と輝いて見える。もちろん、住人は知らない。見たこともない。ただ、私の想像のなかでは年若い女の子の一人暮らしのような気がしている。そして、いつも心のうちで「ああ、あなたもまた帰ってきたのね。お疲れ様でした」とその見ず知らずの誰かに向かってやさしく労う言葉をかける。こういうのが、一日の終わりのこれから数時間を過ごす自分への温かな励みのようなものになっている。




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by zuzumiya | 2017-01-29 19:10 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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