暮らしのまなざし

私のイライラ・落ち込み撃退法

イライラしたり、失敗して落ち込んだりした時に自分をどう立て直すか。
私の場合はスーパーへ行って好きな食べ物を買い、腹いっぱい食べる。そして眠たくなったら即、寝る。それに尽きる。
先日、スーパーで自転車をとめていたのがたまたま宝くじ売り場の横だった。看板の「オータムジャンボ5億円」の文字が目に入った。で、気分を変えるために買ったかというと、私は買わない。くじ運がないことがわかっているので今まで宝くじを買ったことがないのである。恥ずかしながら、買い方だって知らない。でも、この宝くじで5億当てる人が確実にいるのである。「人生ひっくり返っちゃうだろうな」などと想像する。何とかジャンボなる宝くじはいっぱいあって、年中誰かしっかが大金を当てていて、そう考えると世の中億万長者だらけじゃないか、と思ったりする。
で、妄想が始まるのである。5億あったらどうするか…。
まず私は「5億なんていらないよ」と慎ましやかに思うのである。「そこまで欲はかきません」と一応遠慮する。「でも、当たっちゃったんならしょうがないか」とすこぶる鷹揚な気分で思考を進める。で、肝心の金の分配が始まる。「1億は娘にやろう。1億ありゃ、マンションだって戸建だってローン組まずに買えるよな」。今住んでいる家はゆくゆくは息子にやるつもりなので「この際、あいつが欲しがってた車庫付きの家にどーんと建て直すか」となり、おっと名義が母なのを思い出し、「ハワイ旅行でも連れていって親孝行してやらなきゃな」と進み、「いやいやヨーロッパだろ」となり、「長野の両親も連れてかなきゃな」と申し訳なく思い、さらには「お義兄ちゃんからの借金を倍返しできるな」と過去の悪事の精算へ移っていく。所ジョージが宝くじのCMで「金があれば世の中の面倒なことのだいだいが片がつく」みたいなことを言っていて、そのとおりだと当時も思ったが、今ものすごく実感している。で、七福神の乗った宝船の船長にでもなった気分の私は更に思うのである。「今まで世話になった園に100万ずつ寄付しよう」。所詮は棚ぼたの金である。宝くじは買ったことがないのに気持ちの上で昔から「もし当たったら、寄付はしますからね」と誓ってきた。「だから、神様、私に当ててね」とも添えたが。
で、自分ら夫婦はどうするか。「金を渡して離婚するか。老後が困らないほどの金があるなら夫婦別れずバリアフリーのマンションにでも引っ越すか」。これが不思議と大金を持っていると離婚には傾かないのである。小金じゃダメなのである。大金だと所ジョージっぽく「まあ、いっか」と相手への不満も憎しみも精算できるようである。なんだかすべて金で片がついて、すべてがまあるく収まって、気づくと自転車をこぎながらニンマリしている。腹を満たす前なのに。
で、思った。イライラしたり落ち込んだりしたら、とりあえずスーパーへ向かう、は変わらない。が、自転車は必ず宝くじ売り場の真横につける。ウン、これで決まりである。
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by zuzumiya | 2016-10-01 10:36 | ちっちゃい器で生きていく | Trackback | Comments(0)
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