詩人の書くエッセイって好きだな。

【橋の手すりに身をのり出して、川の流れを見ているのも好きだった。
遠くから光りながら近づいてくるものが、何かと思いながら待つ時間が好き。
それが目の下にくれば、わらくず、緒の切れた下駄などだったりするが、目の下を過ぎ、遠く離れてゆくほどに、また、“光るもの”に変わっていく。
私は、私の今日までの日々も、いまはすべて、“光るもの”になっていることを思いながら、ベンチから立ち上がった。】
高田敏子『娘におくる言葉』より「川の流れ」

【「最も美しいものは、あなたの面前にある。つまり、あなたが最もよく知っているものがそれである」、これはロダンの言葉ですが、身近なものは見過ごしやすい、それに向かい合う時間をかけることで、そのものが何か大切なことを伝えて来てくれるのでしょう。】
高田敏子『娘におくる言葉』より「思い方の遊び」



これらの文章が好きで、詩人、高田敏子の詩集を注文した。明日届く。楽しみである。










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by zuzumiya | 2015-11-22 21:21 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
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