暮らしのまなざし

こうして部屋で寝転んでると…

a0158124_10205296.jpg今日、たまたま家事をしながら、一人だったもんで、エレカシの「スターティング・オーバー」のアルバムを流していたんだけど、3曲目の「こうして部屋で寝転んでいるとまるで死ぬのを待ってるみたい」を聞いて、うわぁ、この曲凄いかったんだぁ、とあらためて思った。私はエレカシに関しては“最新”を重視してて、昔の古いアルバムを引っ張りだしてきて聞くことは実はあんまりしない。なんでだろ、どんどん進化していくバンドだから、昔を振り返らないっていうか、「もうここにはいないんだろうな」っていう感じを勝手に持っちゃうのかな(笑)。そうは言っても、昔のアルバムを聞いてみると、通奏低音のようにずっとエレカシらしさが、メロディのコードだったり、盛り上がり方だったり、ギターの入り方とか音のひずみ方だったり、歌詞のフレーズだったりにあるんだけど、そして「やっぱり、エレカシの世界だな」と、にやりとするんだけど。
この「こうして部屋で…」の歌詞も「死ぬのを待ってるみたい」「この部屋ごと地の底に沈みそう」なんて、総じてもの凄く暗い孤独な歌詞なんだけど、メロディには「シグナル」を彷彿とさせるような美しさがある。背後で美しいギターがひそやかに鳴っててくれる。気持ちが盛り上がっていって、ぶわーっとギターも煽情的に力強く鳴り出して、最後に「君にあいたい」と叫ぶところ、「ああ、この歌はここに強く希望が光ってるんだな」って思える。そう思えると「ああ、エレカシらしい愛の歌だな」なんて、苦笑いしてしまう。
なんていうかな、いろんな感情が混ざり合って、暗くて重くて澱んでいて、苦しくて切ないんだけど、でもその渦巻く感情の重なった厚い雲の奥の奥には、たったひとつの希望が一生懸命、最も美しいかたちできらめいている。そういう世界を見せてくれる。暗くて美しい曲がこんなにも上手に書ける人はいないんじゃないか、と思います。でも、今日の私はこうして部屋でブログ書いてる場合じゃなく、お出かけせねばなりません(笑)。
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by zuzumiya | 2015-01-11 10:23 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
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