大人は毎日をこうやって乗り切る!?

昨日食べたすももがあまりに甘くて美味しかったので、夕方、散歩がてら八百屋へ買いに行く。
実は私は大のすもも好き。外が青くて中が赤いの、外が赤くて中が蜜色なの、名前は知らないけど何でもござれ。洗って冷蔵庫に冷やしておいては、扉を開けるたびにひとつつまんでその場でカプリ。冷たい皮を前歯で噛めば、弾ける酸味。それから「おおっ」と驚くほどの果肉のジューシーな甘さ。噛むごとに口内で酸味と甘味が混じり合って、これぞフルーティ!という至福がたまらない。中がべちょっとした熟れたやつは甘いけれど、皮と果肉の歯ざわりの差が激しくて私は好きじゃない。なぜだか、皮だけベロッと残してしまう。果物は甘いだけじゃなく、口内の触感も大事なんだと思い知る。だから、八百屋のおじさんには「熟れすぎてないやつを」と、ひと言添える。ひと山7個入りで500円。昨日の今日で褒めちぎったせいか、おじさんはひとつおまけしてくれた。
八百屋の通りを隔てて向かいは保育園。夕方のこの時間は仕事帰りのお母さんたちが自転車に子供を乗せて、あるいは子供の手を引いて門からわさわさ出てくる。私は夕方の帰っていく親子の姿を見るのが好き。先日はスーツ姿のお母さんが子供と何やら会話をしながら信号待ちをしていて、その姿になんだか和んでしまった。「お母さん、お疲れさま」って心でつぶやいた。自転車こいで急いで帰っていくお母さんの「これから夕御飯の支度だ~」って張り詰めた横顔も、子供と手を繋いでのんびり歩いているお母さんの「やれやれ、終わったぁ」というほどけた後ろ姿も、みんな微笑ましくて好き。
夜風に乗って、待ちに待った金木犀の香りがかすかに漂ってくる。草むらからは虫の声。
休日ってだけで特別なことがあったわけじゃないけど、なんかいい気分なのは、すももと頑張るお母さんのおかげ? 
でも、毎日って、こういうちょっといいコトでじゅうぶん支えられる。どんなに仕事で疲れて、「悔しいな」「腹立つなぁ」とか思っても、私は“オランジーナ”(オレンジの果汁入り炭酸)か“クーリッシュ”(口でちゅうちゅう吸うアイス)で、もう完全復活できる。クーリッシュちゅうちゅうしながら自転車こいで、「中学生かよ」って自分ツッコミしながら笑って、もう嫌なこと忘れてる。お風呂に入って、ゆったりした音楽聞きながら、いい香りのするボディークリームなんか塗って足のマッサージすれば、じゅうぶん「いい一日だった」と素直に思える(笑)。こういうの小さい器なんだか大きい器なんだか、わからない。でも、ひとつわかるのは大人になったってことか。
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by zuzumiya | 2014-09-26 19:47 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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