朝から更新したのはお知らせしたくって

今、とてつもない西洋の野鳥の王様みたいなのが一羽外にいるらしく、ジャングルの夜明けのようなけたたましさで鳴いている。何という鳥なのか、どうしてここにいるのか、どういうつもりで鳴いているのかはわからない。いつも聞こえてくるなじみの鳥の声、例えばムクドリやシジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ(都立の大きな公園が近いので結構、野鳥が多いらしい)みたいなのが合間にちょこっと聞こえて、一層場違いな感じがする。こう書くと、実は自分も環境のいいところに住んでいるんだなと思う。

昨日書いた画家の齋藤芽生さんのことがどうしても気になって朝からネットで調べていました。そしたら、彼女のブログ『隠花微温室』が同じエキサイト内にあることがわかって、早速お気に入りに登録させて頂きました。皆様、是非、覗いてみてください。
最初の記事でご自身の展覧会での美術評論家の山下裕二さんとの対談の話が書いてあるんですが、山下さんに「ウルトラ・ドメスティック」と形容されたところ、その言葉に齋藤さんが「北新宿辺りの雨のアパートで繰り広げられるドメスティックバイオレンスっぽくて、いいですな」と書かれてあり、もうこの一文を読んだ瞬間に「ああ、この人、好きだ」とニヤつきました。ポイントは「北新宿辺り」とか「雨のアパート」です。このワードを選んでくる感覚(簡単に言えば、昭和の暗い淫靡な感じ)が好きなんです、とうれしくなりました。ところで齋藤さんのこの齋の細密な字、彼女の絵のようです(笑)。
齋藤芽生さんは小説も書かれる。絵もいいけど文章もいい。ブログの中に『香星群アルデヒド』という絵と短編小説のシリーズがあって、読んでみたらいいんですよ、コレが。
自分が好きな世界、惹かれる世界というのが絵も文章でもはっきりしている。「こういうのが好きなんです」と惜しみなくばーんと伝えようとしている、そこが“いい”ということです。それから「昭和紅蓮歌謡道」というコーナーがあって、ちあきなおみのことなんかも書かれてありました。昭和な人なんですねぇ。団地というのも齋藤さんを味わうときのキーワードなんでしょう。ということで、Amazonで早速『徒花図鑑』を注文しました。それから乃木坂のギャラリー・アートアンリミテッドにて5月24日まで「香星群アルデヒド」の展覧会があるそうなので、夫を誘って行ってこようと思います。また濃いのに誘っちゃうけど。
なんだか、齋藤芽生さんを知るごとに、勘なんですが、きっと椎名林檎さんも齋藤さんの絵や文章の世界を好きなんじゃないかなと思いました。昔、「娼婦俳人」と呼ばれた鈴木しづ子の句集の帯に推薦文を寄せていましたから、なんとなく(笑)。
生きていると、そして、ダメダメな時期でも、不貞腐れて諦めずにくんくん嗅ぎ回っていると、何かに突き当たるもんです。感謝。
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by zuzumiya | 2014-05-11 09:43 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
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