雪道の使命感

仕事の往来に住宅街を通ったが、やはり雪かきのきちんとなされている所となされてない所があって、きちんとなされていない家の前の道を通る時は、滑らないように足元を注意しながらも「なんなんだよ、この家の者は!」と玄関の表札を憎々しげに睨んでしまう。
同じ一本道でも、この家から先はまったく道路が広々と乾いているのに、この家から後ろは道路の真ん中までまんべんなく雪が残っているといった所も多々あり、雪かきのどういう加減なのかと不思議に思う。これも雪かきで暴かれる近所づきあいの濃淡、なのだろうか。なんていうこととは別に、雪かきされていない、車が通った轍だけの道にまた雪が少しずつ崩れて溶け出してきたようなのを見つけたときは、長靴の底をわざとズルズルと引きずって、雪を踏みつけなるべく溶かして歩く。そのときの気分は、なんていうか「ここを凍らせてなるものか!」という“歩行者としての使命感”みたいなものに妙に駆り立てられて、自分でも可笑しい。雪道を歩くたび、小学生の頃からぜんぜん変わってないことに気づく。
[PR]
by zuzumiya | 2014-02-10 11:52 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://zuzumiya.exblog.jp/tb/19447969
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


by zuzumiya

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

※このブログの無断な転載はご遠慮願います。

最新の記事

恐るべきシーリングライト
at 2017-08-20 09:25
私という有限
at 2017-08-16 20:44
こんな体たらく
at 2017-08-14 19:30
「more records」..
at 2017-08-12 06:24
生まれ変わっても会いに行く
at 2017-08-07 20:48

最新のコメント

検索

ブログジャンル

画像一覧