暮らしのまなざし

ほんとうに時に任せてしまっていいんだろうか

二人でいた頃、互いの中に出来上がってしまっている先入観が崩せなくって、それが二人の歴史の産物かと思うと悲しくって、投げやりな言葉で相手を傷つけて、気がつくといつだって素直になるにはもう遅すぎて、二人でいるのにどうしようもなく一人って思う時があった。あの時の孤独と全身から力が抜けてくような諦めも、今でもたしかに憶えているけれど、離れて暮らしてみて、互いが互いの暮らしに精一杯になって、日常の細々としたことで相手の意向を気にしなくなることや、すれ違いを知らしめる会話もないから、むやみに争わなくて済む一人の気楽さに慣れてしまって、いつしか心のなかに相手の存在の重みがまるでなくなっていることに気づいた時、その時のやるせなさと諦めと、どちらがより堪えるのだろう。
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by zuzumiya | 2013-12-23 09:12 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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