“責任”を持つということ

<結婚すると何が良いかと言うと、もちろん安らぎはあるし、自分を守ってくれる。そして何よりも、お互いの全人格を引き受けて責任を持つ「チーム」を一緒に組む相手ができるということ。>

これは林真理子の話題作『野心のすすめ』のなかの言葉。
この部分を最初に読んだ時、これから離婚する自分のことを何だかちょっと薄ら寂しく感じた。
たぶん、“チーム”という言葉や“責任”という強い言葉に反応したんだと思う。
自転車に乗って、秋晴れのやけに澄んだ空を見上げたりすると
「ああ、そうか、もう“チーム”じゃないんだ」とか、
「私のことに“責任”持ってくれる人、もういないってことか」と思えてきて、胸の中がなんだかすうすうする。
“責任”ってすごいことだ。
考えてみれば、たしかに、私は親として子供に“責任”を感じる。それと同じ強さで夫婦のあいだにも、夫や妻として相手に対して“責任”があった、ってことなんだよな。その強く引っ張られる感じが家族の絆であって、誰かが誰かを“守る”ってことの本質なんだろう。
誰か人に“責任”を感じさせる、背負わせてるって、独り身になろうとしている今考えてみると、もの凄く心強い、うれしいことに感じてしまう。
こうやって、当たり前に思えてたことを今、新鮮に、もっと深く捉え直して行くのかな。
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by zuzumiya | 2013-10-31 23:45 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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