休日は本を読んで寝ちゃってます

新しい勤め先で半年経ったので有給をもらい、金曜から休みをとっている。
金曜は職場の知人のすすめで整骨院を教えてもらい、痛む肩のマッサージに行った。
マッサージ(というか、ストレッチ)は涙が出るほど痛かったが、しばらく我慢して続けるしかない。施術後は後ろ手に腕が10センチくらい上がっていた! 今はもうダメ。
図書館からぞくぞくと本が届いていて、読み散らしている。
肩の痛みで夜間に起きてしまうため、昼間はほどよく冷房がかかった部屋のソファや食卓の椅子で、本を読んではすぐに眠りこけてしまう。こんなふうに眠っては読書する贅沢なゆる~い時間の使い方をしていると、夏の海辺にバカンスに来ている老婦人みたいだと思う。
『さよならは小さい声で』(松浦弥太郎)…後半の恋愛もの(エッセイ?小説?)が素敵だった。弥太郎さんの『暮しの手帖』の編集長としての、真面目でお堅い啓蒙的なエッセイよりも『くちぶえサンドイッチ』の頃の、生身の男としてのごくごく私的なエッセイの方が私は好きなので、特に後半部の書き方はいいと思う。
『センス入門』(同じく松浦弥太郎)…以前にも『日々の100』シリーズとかこの手の本は書いているけれど、「あなたは加藤和彦にでもなりたいのか」と思ってしまう。私は和彦さんの『優雅の条件』とかの方を好む。
『わりなき恋』(岸惠子)…話題の本なのでとりあえず読んでみた。70代女性と50代男性との恋だなんて、そんなの今の私には考えられない。だって、私にしてみれば自分の母親と夫が恋するくらいの年齢設定なんだもの。恋愛って結局、年や人生経験に関係なく、感情を支配され、疑念を呼び起こさせ、同じカーブを描いて終わるだけ。
『犬とハモニカ』(江國香織)…忘れた頃にやってきた本。川端康成賞かなんかとった短編集。退屈だったが、「おそ夏のゆうぐれ」には感じるものあり。
<いまが過去になってしまうことを、承服しかねるのになすすべがない。時間に置いていかれそうな気がした。>なんて表現、実に上手い。この瞬間のせつなさを感覚だけに流さない書き方。江國さんは大人になってから振り返ってみた時の少女の頃を書くのがものすごく上手い。「おそ夏のゆうぐれ」の最後に少女と出会うシーンがあるが、そこの描写は読んでいる私も幼き日に戻って、純粋に「知っている」「懐かしい」と思った。永遠に心の中に少女を持ち続けていて、それを愛してやまないのが実際の風貌にも滲み出ているのが江國さんだ。少女っぽいおばあさんになって行くのかな。
今後は『想像ラジオ』(いとうせいこう)や『歓喜の仔』(天童荒太)が控えている。絵本もくるし、『小鳥来る日』(平松洋子)もすぐだろう。大変だ。
さてと、今日はTBSの日曜劇場の「半沢直樹」がある。池井戸潤さんの作品はNHKの「七つの会議」もあってなぜか人気。面白いのはこういう社会派経済ドラマはひと頃は唐沢寿明や江口洋介らの専売特許だったが、世代交代なのか。時の人、堺雅人や東山紀之らが頑張っている。日テレの「Mother」のスタッフが再び集結した「Woman」も目が離せない。「ショムニ2013」が見られなくてちょっと残念だが、まあ、内容からいったら坂元裕二の本の方が断然見るに値する。「Mother」とのテーマの違いは何だろうと思いながら、毎回見ている。
ということで、それではまた。
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by zuzumiya | 2013-07-14 18:01 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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