暮らしのまなざし

『窓につたう雨は』

a0158124_2246274.jpg一昨日ここで書いた雨をテーマにしたコンピレーション・アルバム『窓につたう雨は』のCDを息子に頼んで買ってきてもらった。
今、BGMにしてこれを書いているが、やはり寺田さんのセンスはものすごくいい。1曲目のピアノから、すぐに「ヨシっ!」と膝を打った。1曲1曲も素晴らしいのだけど、曲の並びがまたすごくいい。前の曲の終わりの余韻の薄靄の中から次の曲がふうわり現れてくるシンクロの雰囲気の良さ!見事です。

“雨もの”だけあって、インストでもヴォーカルものでもすべての曲のタイトルに雨という言葉、または雨にまつわる言葉がつけられている。つまりはいろんなアーティストが雨を表現したり、雨を歌ったりしているのだけど、雨という言葉がもたらす世界はみな、どこかゆるやかにメランコリックで甘くセンチメンタルなものなのだな、と思わず微笑んでしまう。
たしかに雨のことを「空が泣いている」と表現することもあるし、雨粒が窓をつたって落ちていく様は、人の涙にも似ている。そして、窓をつたう雨は、それをぼんやり見つめている独りの時間も、いつでも澄んでいて美しい。そう思う。
それにしても、このCDはたしかに雨の夜もいいけれど、季節を問わず、夜に流しておきたいアルバムになってしまった。少しだけ灯りをともした部屋で、独りで、エンドレスで。

※全体の流れで、通しで好きなのだけど、特にお気に入りは、3曲目、Michael Feinstein & George Shearingの「September In The Rain」と10曲目のElla Fitzgerald & Joe Passの「Rain」、14曲目 Claudine Longetの「I Think It’s Gonna Rain Today」かな。聞いてみて。
[PR]



by zuzumiya | 2013-06-24 22:48 | わたしのお気に入り | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://zuzumiya.exblog.jp/tb/17991337
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。

ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?
by zuzumiya
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

※このブログの無断な転載はご遠慮願います。

最新の記事

最新のコメント

検索

ブログジャンル

画像一覧