暮らしのまなざし

ハッピーバースデー、もも!

昨日はももの1歳の誕生日だった。というか、ほんとうは捨て猫だったから、いつが正確な誕生日なのかわからない。うちにもらわれてきた去年の9月7日で、里親探しの協会の人が「だいたい3ヶ月ぐらいだと思うけど…」と言っていたので、誕生日は一応6月7日とした。
娘と私が猫用のおやつをたくさん買ってきて、ちょっと高価なほたての缶詰も与えてお祝いした。「誕生日おめでとう!」とパチパチ拍手をしてやった。昨日は一日、姿を見るたびに「おめでとう」と言われたが、当のももは「何のことやら?」だったろう。
でも、いいのである。ももは何にもわからなくても。
生まれてすぐにちょっと苦労したけれど、うちに来て、家族になって、こんなにもみんなに笑顔と癒しを与えてくれた。ほんとうによかった。うれしい。
今日はちょっと久しぶりに最近のもものおてんばぶりを書く。
ももはおもちゃを投げると走っていって咥えて戻ってくる犬のような猫である。しかもそのおもちゃというのは、何ていうこともないスーパーの袋。なぜだか“マツモトキヨシ”の黄色い袋が好きで、小さく縛って丸めたものが最高のお気に入り。お金をかけたねずみのおもちゃなんかよりずっとよく遊ぶ。「なんだ、こんなんでいいのか」とがっくりきた。
ももは退屈すると、そのおもちゃを咥えて私のそばにやってきて、ポロリと落とす。
読書をしていたり、iPadを見ていたりすると、気がつくと足元に落ちていたりする。
「遊びたいのか」と思うが、家事が終わってようやくひと息ついたばかりで、それでわざと気づかないふりをしていると、ももはさらなる行動に出る。咥えたおもちゃを読んでいる本の上やiPadの真上に落とすのだ! そうなるともう遊ばざるを得ない。
本を伏せiPadは閉じ、力を込めてなるべく遠~くに投げてやる。ももは「待ってました!」とばかりにすっ飛んで行って咥えて戻ってくる。そしてまたポロリ。何度も何度も飽きずに繰り返す。そのうち、私の右肩は痛くなり、ももも疲れてへたばってくる。へたばると、私の足元でなく、ズルをして足元から1mくらい手前に落としてくる。
「私に取りに来いってことか?」とカチンと来て、そうなるともう絶対に投げてやらない。そこで疲れた二人は決裂して、お互いそっぽ向いて、ひとりは読書を再開し、一匹はそのまま床にふて寝する。そのままももが寝入ってしまう場合もあるし、しばらくして再び「悪かったよ、ゴメン」とばかりに本の上にポロリ落としてくる場合もある。
たしかに可愛いのだが、非常に迷惑な時もある。
夕食の準備をしている時とか(人間の子供のようだ)、最近は夜、灯りを消して床についてるといきなり体に乗ってきて、ぽとんと布団の上に落とす。忙しかったり、疲れていたりすると投げてやらないのだが(一度でも投げると、延々投げ続けなくてはいけなくなる)、そうすると自分で私の足元や布団の上で勝手にモゾモゾ遊びだすのである。
自分で咥えて後ろの両足でキックする、私の足を障害物として回り込んで捕獲をわざと難しくする、布団と布団の隙間にわざわざ入れて爪で掻き出す、ジャンプして飛びつく、取り出したものが転がるとさらに手で叩いてそれを追いかける…。
こういう時は我慢して無視するのがいちばんなのだが、先日は私が横を向いて寝ていたその背中でこのひとり遊びをやられて、朝方早くに起こされてしまった。寝ぼけ眼で「何だよ、もう~!」と怒って思わずおもちゃを投げてしまって、すぐに「シマッタ」と思ったがもうだめだった。ももは遊びが始まったと思ってダダダーっと駆けていき、布団の上にポロリとやり、ひとり遊びを繰り返されて、完全に私は覚醒してしまった。
今、我が家ではこの“おもちゃポロリ”を“ハンカチ落とし”に見立てて「ホラ、あんた、鬼だよ」と教え合っている。たいてい、みんな「え~っ」と半分、迷惑そうな声を出す。
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by zuzumiya | 2013-06-08 12:28 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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