ゴミの日の恥ずかしさ

今朝、エレベーターでゴミ出しの奥さんといっしょになった。
かさばる容器ゴミの日なのにすごくゴミ袋が小さい。かたや、私はいちばんサイズの大きいゴミ袋にはみ出るほどまんぱんにゴミが入っている。
一瞬、ものすごく恥ずかしかった。帰りのエレベーターでその恥ずかしさの理由を考えた。
ゴミが多い。ゴミ袋のサイズが大きい。
ただそれだけなのに、何となく自分が浪費癖のある、エコ意識のまったくない、部屋も整理整頓や掃除が行き届いていずに、料理は惣菜ばかりで、夫からも子供からもどこか見放されている自堕落な主婦であるかのような気になった。人様からそんなふうに見られているのでは、と思ったのだった。
いつの頃からか、大きなゴミ袋はもはや“輝かしい消費の証”ではなく、“生活意識や常識の低さ”、“だらしなさ”の象徴のようになっている。だから「ごめんなさい、またこんなにゴミ出しちゃって」と、俯いて足早に去りたいほど恥ずかしい気持ちになったのだ。
うちは大人の4人暮らし。贅沢な暮らしをしているとは爪の先ほども思ったことがないが、それなりにゴミは出てしまう。いや、そもそもうちのマンションがもう古くて、子供たちが巣立ち、老夫婦だけの所帯が多くなっているから、出るゴミの量が少なくなっているとも言える。
いやいや、そうとは限らないか。先日、住宅街を歩いていて、玄関先に出されているゴミを見て「え? 燃えるゴミがこんなに少ない!」と驚き、家を見たら結構大きなお屋敷だったこともある。暮しの手帖の編集長である松浦弥太郎氏が「ゴミ箱の数を減らすと自ずとゴミが少なくなる」と書いてあったのを思いだして、「このお屋敷ゴミ箱少ないのかなあ」なんて思って笑った。それから玄関前に出されているゴミの量と家とを見比べて歩き、サイズの大きなゴミ袋がでんっと置かれている家の窓にぬいぐるみが飾ってあったりすると「やっぱり、子供がいると多いよな~」なんて思ってほっとした。
CMでエコパックのナレーションで「こんなに小さくコンパクトになります」とくるくると丸めているのを何度も見てきたはずだが、「ふ~ん」と思っていた。ピンとこなかった。
今朝の恥ずかしさがあって、ようやく自分のなかで繋がった。
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by zuzumiya | 2013-04-04 12:34 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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