暮らしのまなざし

贈り物

絵はがきで近況報告をしあう“絵はがきごっこ”を提案して、先生からも返事のはがきを頂きました。その中で、先生がマイコプラズマに罹ってヨレヨレになって、ものすごく疲れていらっしゃるというのが分かり、早速お見舞いの品を買いに行きました。
先日、私が買って毎日すごく癒されている無印良品の“LEDキャンドルライト”のピンクを2つ、それからキャンドルライトを灯しながら、ゆったりと聞いてほしいジャズピアノのアルバム“The Melody At Night, With You”(Keith Jarrett)をセットにしてみました。中に入れるカードは、昔ヨーロッパ旅行でごまんと仕入れたポストカードコレクションのうち、白黒のオキーフが頬杖をついて正面を向いているポートレート(スティーグリッツの撮ったものではなかったような気がします)を選びました。先生がオキーフの絵をお好きなら喜ばしいですし、ご存知ないようならこのはがきが知るきっかけになると思い(娘さんは版画家なのでご存知かもしれません)、オキーフの名のところにマーカーを引いておきました。編集者も心配するほど仕事熱心で気丈な方なので、「病気の時くらいはゆっくり休んで下さい」と言葉を添えて送らせて頂きました。
贈り物を選ぶたびに、高校時代の友人を思い出します。彼女はよく言う“プレゼント好き”でした。何か事あるごとに私にちょっとした素敵なものを見つけてきてくれました。私の誕生日やクリスマスはもちろん、それ以外にも両親と旅行に出かけたとか、買い物に行ってきたとかでも「こういうの見つけたから」とサラリと渡してくれるのです。その物選びのセンスきたら、「素敵!」のひと言につきました。でも、いちばん素敵だったのは、大学時代にできた彼への誕生日プレゼント。大きな瓶いっぱいにアメリカのゼリービーンズを入れて、その中にかっこいい腕時計を埋めて渡しました。なんて洒落た贈り方!と今でも思い出すたび、ひとりでに笑顔になります。思えば、このKeithのアルバムも彼女からの贈り物でした。私もそんな彼女と同類で、贈り物をするのが好き。特に相手のことを考えながら売り場をあれこれ探し歩いている時間が楽しくて大好きです。そしていつでも、贈り物を考えるとき、頭の隅っこで彼女のことを思い出します。あの時の彼女のように、素敵に洒落た贈り方はできないものか、と知恵を絞るのです。
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by zuzumiya | 2012-11-17 13:38 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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