暮らしのまなざし

ひとりの午後は魔法瓶で

休日には夫が朝食のコーヒーの支度をしてくれます。彼は朝、自分と私とが飲む分と、昼近くに起きてくる子供たちの分とを作って、水筒の中に入れておいてくれるのです。水筒は500ミリのペットボトル1本分弱ぐらいのもの。すごく楽なので、平日は私がそれを真似しています。お昼を食べた後、午後のためにコーヒーを作ります。読書をしたり、文章を書いたり、映画を見たりするときに、お気に入りの膝掛けと一緒に少しのチョコや小袋のお菓子とデスクやソファへ持っていきます。水筒だから、万が一いたずらな猫に倒されてもこぼれてしまうこともありません。お昼に入れたものは夕飯の支度を始める6時頃までなら、十分に温かく飲めます。昔は何時間も保温ができるポットのことを“魔法瓶”と呼んでいました。技術がもの凄いスピードで進歩する現代は“魔法瓶”が登場した明治の頃から見れば、さしずめ“おとぎの国”でしょう。でも、“おとぎの国”で長く当たり前に過ごしていると、どんな製品を見ても“便利”とは思えても、もはや“魔法”と騒ぐほどの感激はなくなってしまいました。これからの私たちの心を“魔法”とゆすぶるものはどんなものなのかなと思いながら、コーヒータイムを楽しんでいます。
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by zuzumiya | 2012-11-09 17:02 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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