天国のおばあちゃんへ

今日はあの日と違って、空がいちめん灰色の雲に覆われて、どんよりとした蒸し暑い日です。
蝉という蝉が鳴いていて、頭のなかがじんじんします。
さっき、お線香をあげながら愚痴を言ってしまってすみません。
夏を過ぎれば、この私も47になります。
さっきは、ここまで生きてきて、なあんにも変わってないんだなと、ふいに思ったまでです。
成長だなんて、今までの自分を振り返っても、ため息が出ることばかりで、
育ててくれたおばあちゃんに報告できるようなことは、ありません。
いまだに心の奥で、ほんとうは、自分が生まれてきてよかったのか、誰かの何かの役に立ってるのか、意味みたいなものを探してて、答えが出ずに不安になります。
このまま生きててどうなるんだろう、と茫然とする時もあるんですよ、47になるのに。
「暇にまかせてそんなこと抜かしてっから、大学なんざ行かせたくなかったんだ」と隣で
おじいちゃんは笑ってるかな。
でもね、わかったこともあるんだよ。
生きるって、つくづく、大変なんだなあってこと。誰かといても、いなくても。
きっとみんな、そうやって「そういうことだったか…」と噛みしめて生きてるんだな、とは思います。
そう思うと、うまく言えないけど、しみじみとした気持ちで胸がいっぱいになります。
この気持ちはいつもうまく言えない。哀しみやら慈しみやらいろいろ混じってる。
たった一度のお願いでしたから、二度目はないのはわかっています。
自分がいちばんわかっています。
私が幸せになることを何より望んでいてくれるのだから、
それだけは忘れずに、それを希望にして生きていきます。
人生にはそうせざるを得なかっただけで、間違うことなど、ないのでしょう。


かずみより
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by zuzumiya | 2012-08-14 12:53 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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