その名のもとに。

息子が初任給で私と夫に箱根の旅行をプレゼントしてくれた。
凄いことだ。親の私でもやれなかったことをしてくれる。うれしいのと同時に、頭が下がる。
私は、自分のことばかり考えて、決していい母親じゃなかったと思ってる。
ただ、ものを創るという一点に関してだけは、いつでも息子に向き合い、誠実に自分の言葉で語ってきたと思う。それは、親子というより同志の感覚、心意気だろうか。何でもそうだが、切なさや哀しみのかけらを心に刺して生きてるってことが言葉の真実味を増す。
親の私がいつか死んでも、出来上がった作品を目の前に「こんなんじゃ、おカアは絶対許さねえだろうな」と苦笑いする、そんなふうでいてほしいと思う。そして、いつの日にか「これで、どうだ、おカア」と胸が張れる作品が出来上がってくれたらと思う。いつまでも、たくさんの人が幸せになるように、それだけを願ってやまない、そんなクリエイターでいておくれ。
親は祈りを込めて、その名をつけたのだから。
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by zuzumiya | 2012-05-15 14:04 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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