暮らしのまなざし

「彼女は買い物の帰り道」

今朝、仕事に行く道で、ふわっと頭のなかに曲が流れはじめた。
「彼女は買い物の帰り道」
いままで、この歌については、なぜだか書かないできたけれど、
ああ、ほんとにいい歌だったんだ、と懐かしいせつなさで包まれた。
なにがいいって、「でも、私は誰かを愛してる」って歌ってくれてるところだろう。
この「でも」がいい。
「でも」が希望だし、「でも」が肯定だし、「でも」が決意なんだ。
いろんなことがあっても、どんなふうに生きてきても、
「それでもいま、私は、誰かを愛してるんだ、愛せてるんだ」ってことが、今ある自分を支えている。そこに生きる喜びも希望も誇りも、あるいは許しも、決意もみんなある。それでいいんだよって、素敵なことじゃないかって、この歌はやさしく応えてくれている。
愛することに傷ついて、悩んで涙しても、それでもなお愛することをやめない女性というもの。今、ちょうど講演会の先生の著作で、母子の愛に関しての本を読んでいるせいか、余計に身にしみた。女性って、やっぱり、育む性なんだよなあって。
子供がいる、いないじゃなくて、いくつになっても、何かを包み込み、やさしく育もうとするそういう慈愛の性が本来の性なんだよなあって…。
そう思って聞くと、この歌はほんとにいじらしい、可愛らしい歌になる。
「でも、私は誰かを愛してる」って思い直して、彼女はひとり遠い空を見上げて、また生きていこうとするのだから。
ヨーコという一人の女性を歌で称えて感謝して、すべての女性に捧げたジョンの「woman」のように、宮本くんにはこの歌がある。
多くの女性ファンがこの歌に自分を重ねて、生きている今を誰かを思いやる幸せを、そんな自分自身の有り様を、やさしい気持ちで受けとめているんだろうな。
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by zuzumiya | 2012-01-18 21:05 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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