「余白の作品」

朝、起きたらなんだかもの凄く疲れていて、椅子に座ったらずぶずぶと沈み込んでしまい、立ち上がれなくなってしまった。
しかたなく、今日はお休みをもらった。
昼頃までよく眠って、自分のためにパスタを作りながらラジオを聞いていたら、私の好きなジョン・レノンの「#9DREAM」がかかった。誰かがリクエストしてくれたのかな、なんてニヤついてたら、DJが今日が12月8日であることを教えてくれた。
ジョンは生きていたら71歳だそうだ。71歳のジョン…。
ジョンの死のことを考えると、いつもするすると向田邦子さんのことを思い出す。
どちらもこれからどんなふうになっていくのだろう、どんなものを生み出していくのだろう、というところで亡くなってしまった。
神様はときどき残酷な方を選ぶけれど、二人の死後のこれまでを考えると、偉大な人が亡くなって、生きている方はこうやって毎年毎年、命日がくるたびに、二人が生きていたらいったい今の何をどう見て、どんなものを作っただろう、どう生きていただろうというような想像、もっと言うと、二人が果たせなかったもの、宿題のようなもの(もしかしたらプレゼントや希望のようなもの、なのかもしれない)をいつも与えられているような気がする。二人が実際に作ったものはもう届かないけれど、でも、二人はずっと「余白の作品」と呼べるようなものをずっと手渡してくれているのかも、と思う。ジョンの、向田さんの時間はあの日から止まってしまったけれど、止まってしまったからこそ豊かに流れ続けて止まらないものってあるんだなあ、と不思議に思う。イミ、ワカリマスカ?
それにしても、この曲のもつ甘くとろけるような「幸福な浮遊感」はいいなあ。レースのカーテンがやわらかい風に揺すられ、寄せたり引いたりするような、単純で終わりのない時間、懐かしくやさしい場所にいつでも連れて行ってくれる。音がもうLOVE&PEACEでいっぱい。恋人とのクリスマスにどうぞ。絶対、けんかにならないから(笑)。
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by zuzumiya | 2011-12-08 14:45 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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