暮らしのまなざし

まるで映画のエンドロールみたいに流れてく

一昨日と昨日と残業をさせてもらって、厄介な仕事を片付けた。
私がテンパってると、まわりが「何か手伝いましょうか」と声をかけてくれたり、PCの扱いに困っていると、さり気なく隣にそっと腰掛けにきて助けに来てくれたり、チーフが私の知らぬ間にシフトを変えてくれていて、まわりにも「手伝ってあげて」と声をかけてくれたりして、ほんとみんないい奴だよなあって、感激した。二日にわたって仲間のやさしさに触れて、もう、うれしくってしょうがない。単純だから涙が出そうになる。

影絵はなるべくみんなに迷惑をかけないようにっていう気持ちで、一人で、時には孤独に頑張ってやってきたんだけれど、「だいじょうぶだよ、何とかなるよ」とか「大変なら、みんなでやればいいんだよ」とチーフに言われながら、実際にみんなと協力して仕事をすると、やっぱりうれしいもんだ。団結力というか、仲間意識というか、思いやりというか、より強く深くつながることができたみたいだ。困ってるときに助けてもらったり、助けてあげたりできる関係って、ほんと気持ちがいい。最後はチーフと「ありがとう」と言いながらハグしたり、みんなと握手したりした。影絵のことがあったから、余計にぐっときた。「たかが仕事でかよ、大げさだな」と思われるかもしれないが、いや、そのたかが仕事で日常の大半は占められていて、そこで人間関係のいざこざやいろんな悩みが生まれてくるもんだ。その仕事で感激できたなら、やっぱその一日は人生の「いい日」になる。

こんなとき、ふと考える。
チーフって役職には、経験があって仕事のさばきや判断が速いというのも大事だけれど、こういう根回しだったり、全体の結束を高めるムード作りだったりを大事と思える人がなるべきなんだろうと。
最近、若い子が経験3年ぐらいで職場のチーフクラスに抜擢されていくが、たしかに仕事のさばきは速いし、図書館の仕事なんて3年もすれば、おおよそのトラブルや流れはわかるものかもしれない。でも、本の知識はさておいて(ほんとは「さておいて」どころではないが)、人の上に立つということ、人を動かす、それも気持ちよく動かすということにどれだけ「本気に」関わろうとしているのだろうか。「そういうのは面倒」じゃ、リーダーとして失格だ。サブをやっていた友人がよく「そういう面倒を引き受けてこそのサブ手当」と言っていたが、その覚悟は実に誠実で、天晴れで、偉いと思う。
「仕事はできるけど、リーダーの器じゃないよね」という囁き声を聞く。それはたぶん、人は思っている以上に仕事に「気持ち」の部分を求めているということに他ならない。

今月、チーフが辞める。
チーフ自身はさらに上層部と「気持ちよく」仕事ができなかったから辞めていく。
最後の最後になって、SOSを出して残業して、ドタバタと手伝ってもらって、なんだかちょっと心が通じ合えた気がした。「チーフ、今回の仕事は映画のエンドロールみたいに、スタッフの名前をずらーっと流したい気分ですよ。ほんとみんなに感謝してるんです」と冗談を言ったら笑ってくれた。
トップ二人が変わって、来年度はどういう体制になるかはわからない。
管理する人が変われば、こんなふうに私も「気持ちよく」仕事ができるかどうか不安だが、この二日間のことを胸において、またスタートをきるしかない。
みんな、ありがとう!
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by zuzumiya | 2011-12-01 10:56 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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