なんかあっという間に金木犀の香りが終わっちゃったね
風に乗って、街じゅう、いい香りだったのに、儚いもんです。
ライブの後は駒込のカラオケで「エレカラ」だった。気持ちよかった。
面白かったのはふと覗いたボックスでも同じ歌を歌っててね。笑っちゃったよ。
それから最近、昔の同僚たちと神楽坂でお酒を飲んで、久しぶりに深酒でリバースしたよ。
飲めもしないのに80年代のノリで飲んじゃって、「ばかになれ〜!」とか騒いで、みっともないけど、ストレス溜まってたのかな。でも、そのあと、一緒に連れてった後輩から「あの館は飲み会のあとからぐっと仲良くなったんですよね。私も見習って、飲み会の時は、ばかになります。すごく楽しかったです!」だって。良かったのか、悪かったのか。ニュアンスはわかるんだが、私の素な騒ぎ方が「うれしかった」ってことか!?
それで、我が館も新人が入ったから歓迎会をやることにした。誰も音頭とらないから私がやるんだけど、はじめてみんなで集まるという飲み会だ。ばかになって盛り上げることにやぶさかでないが、リバースだけはやめようと思う。あれから食欲が戻らない。
ま、リセットされたと思って、ダイエットと思えばいいか。
仕事で『100回泣くこと』(中村航)を読んだ。
死んだおばあちゃんを思い出すことが少なくなって、でも、なんか困ったときに「おばあちゃん、助けてよ」って神様にお願いするみたいにして、そんな都合良く思い出す自分に昔は罪悪感があったけれど、ふと、「ああ、これでもいいんだな」と思えた。
生きていくこと、この毎日に懸命に忙しくしていること。
それこそ死んだおばあちゃんが喜ぶことなんじゃないかって、今は思える。
だから「人は二度死ぬ」って言葉は好きじゃない。
「忘れ去られることでもう一度その人が死ぬ」なんて、なんて冷ややかな言葉だろう。
少なくとも私が死んで、夫や子どもたちがいずれ思い出す回数が少なくなっていっても、それは懸命に日々を生きていることだから、それはそれでいいと私は思うんだ。
生きていくことはほんとにすごく大変じゃないか。
淋しいとは思わない。「がんばれよ、上から見てっからなー」って思う。
愛する者を残して死ぬってことは、そういうことなんじゃないか。
この本はいわゆる「愛する人が死んでしまう物語」だけど、生きていくことって、そこまで大きくなくとも小さな喪失の連続だと思う。喪失を抱えて時にぐちゃぐちゃになっても、それでも生きていくこと、生きていかなきゃならないこと。
そこにはただ、人って生き物が健気で愛しいって想いばかりが浮かぶんだよね。
おばあちゃん、今日も私はがんばっています。見ててください。それじゃ、また…。
ライブの後は駒込のカラオケで「エレカラ」だった。気持ちよかった。
面白かったのはふと覗いたボックスでも同じ歌を歌っててね。笑っちゃったよ。
それから最近、昔の同僚たちと神楽坂でお酒を飲んで、久しぶりに深酒でリバースしたよ。
飲めもしないのに80年代のノリで飲んじゃって、「ばかになれ〜!」とか騒いで、みっともないけど、ストレス溜まってたのかな。でも、そのあと、一緒に連れてった後輩から「あの館は飲み会のあとからぐっと仲良くなったんですよね。私も見習って、飲み会の時は、ばかになります。すごく楽しかったです!」だって。良かったのか、悪かったのか。ニュアンスはわかるんだが、私の素な騒ぎ方が「うれしかった」ってことか!?
それで、我が館も新人が入ったから歓迎会をやることにした。誰も音頭とらないから私がやるんだけど、はじめてみんなで集まるという飲み会だ。ばかになって盛り上げることにやぶさかでないが、リバースだけはやめようと思う。あれから食欲が戻らない。
ま、リセットされたと思って、ダイエットと思えばいいか。
仕事で『100回泣くこと』(中村航)を読んだ。
死んだおばあちゃんを思い出すことが少なくなって、でも、なんか困ったときに「おばあちゃん、助けてよ」って神様にお願いするみたいにして、そんな都合良く思い出す自分に昔は罪悪感があったけれど、ふと、「ああ、これでもいいんだな」と思えた。
生きていくこと、この毎日に懸命に忙しくしていること。
それこそ死んだおばあちゃんが喜ぶことなんじゃないかって、今は思える。
だから「人は二度死ぬ」って言葉は好きじゃない。
「忘れ去られることでもう一度その人が死ぬ」なんて、なんて冷ややかな言葉だろう。
少なくとも私が死んで、夫や子どもたちがいずれ思い出す回数が少なくなっていっても、それは懸命に日々を生きていることだから、それはそれでいいと私は思うんだ。
生きていくことはほんとにすごく大変じゃないか。
淋しいとは思わない。「がんばれよ、上から見てっからなー」って思う。
愛する者を残して死ぬってことは、そういうことなんじゃないか。
この本はいわゆる「愛する人が死んでしまう物語」だけど、生きていくことって、そこまで大きくなくとも小さな喪失の連続だと思う。喪失を抱えて時にぐちゃぐちゃになっても、それでも生きていくこと、生きていかなきゃならないこと。
そこにはただ、人って生き物が健気で愛しいって想いばかりが浮かぶんだよね。
おばあちゃん、今日も私はがんばっています。見ててください。それじゃ、また…。
by zuzumiya
| 2011-10-11 11:29
| 日々のいろいろ
|
Comments(4)
Commented
at 2011-10-12 01:12
x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
kinu
at 2011-10-12 01:14
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先ほ非公開コメントおくりましたが、
非公開を解除していただいて結構です。
お手数おかけして申し訳ありません。
非公開を解除していただいて結構です。
お手数おかけして申し訳ありません。
0
Commented
at 2011-10-15 22:49
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
zuzumiya at 2011-10-16 22:59
kinu様、はじめまして。
どうもいらぬ心配をおかけしてしまったようですみません。
ちがうんですよ、kinu様。わたし、恥ずかしいのですが、ただ書いてるだけで機械オンチなもので、お願いされた非公開の解除の仕方がわからなくて、もともと仕事の方も忙しかったので、大変失礼なことなのですが、そのままになってしまっていただけなんです、ごめんなさい。困惑なんて、まったくありません。共感のお言葉、大変うれしく受け止めております。もっと早くにひと言、書いておけばよかったです。ほんとにごめんなさい。なので、コメントの削除はなくても大丈夫でしょうか。返信の遅さに気分を害されたかもしれませんが、kinu様の温かいお気持ちはきちんと届いております。お言葉を頂けたことを励みに書いていきます。ありがとうございました。
どうもいらぬ心配をおかけしてしまったようですみません。
ちがうんですよ、kinu様。わたし、恥ずかしいのですが、ただ書いてるだけで機械オンチなもので、お願いされた非公開の解除の仕方がわからなくて、もともと仕事の方も忙しかったので、大変失礼なことなのですが、そのままになってしまっていただけなんです、ごめんなさい。困惑なんて、まったくありません。共感のお言葉、大変うれしく受け止めております。もっと早くにひと言、書いておけばよかったです。ほんとにごめんなさい。なので、コメントの削除はなくても大丈夫でしょうか。返信の遅さに気分を害されたかもしれませんが、kinu様の温かいお気持ちはきちんと届いております。お言葉を頂けたことを励みに書いていきます。ありがとうございました。
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by zuzumiya
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