ママのお眼鏡

今日も医者へ行ってから(なかなか咳がとまらない)紀伊國屋書店(今度は国分寺)に行っていました。国分寺の紀伊國屋ははっきり言ってダメ。ぜんぜん本が見やすくないのです。病み上がりのところへもってきて、新刊本がちゃんと並んでないから、リストを見て探す気になれなくて、途中でイヤになりました。明日、新宿へ行って再チャレンジするはめになりました。結局、ユニクロでジーンズを買って帰宅。

児童書のコーナーにいると、いろんな親子に遭遇します。
母親が息子(幼稚園年長か小学1年くらい)に好きな絵本を選ばせていると思ったら、
母 「○○くん、ほんとにそれでいいの? 何かしら買ってもらいたくって、簡単に選ん   でない?」
息子「ううん、僕、ほんとにこれがいいの」
母 「だって、そんなの図書館で借りればいいじゃない? 何だかママ、○○くんが真剣   に選んでない気がする」(といって、スタスタ行ってしまう)
息子「ママー、待ってよ〜。ほんとにほんとに僕、真剣に決めてるよ」
  (と半泣きになる)

息子の大事そうに抱えていた本は、いま、子どもたちに大人気の大型迷路本でした。
図書館でも棚に戻ればすぐに借りられて行ってしまう本です。
お母さんのスタスタ行った方角は、いわゆる絵本のコーナー。母親としては普通の(迷路だって普通ですが)絵本を(あわよくば正統派、名作絵本を)手に取ってほしかったのでしょう。
でも、「本を買ってあげる」と約束して連れて来たからには、私に言わせれば、子どもが自分で選んだ本を親は買うべきだと思います。親の価値観で「こんなの買うの? こんなの要らない!」って切り捨ててしまうのはずるいこと。子どもを今後まさしく本嫌いにさせたり、何事も選択において自分で選べない、人の顔色をうかがうような子に育ててしまうんじゃないでしょうか。
「迷路なんて一度やってしまえば、もう道がわかっちゃってつまらないじゃない?、買うのはもったいない!」なんていうのは大人の考え方。同じ本を何度も持って来ては「読んで〜」と迫るように、子どもはもともと繰り返しが好き。それに迷路を解いていくだけが楽しいわけでもないのでしょう。大型本で見応えのあるイラストなのです。
せめても「○○くんは、この本のどこか気に入っているのかな?」ぐらいは聞いてやって子どもの答えを引き出してやってもよかったのではないでしょうか。
せっかく本屋に来ているのだから、我が子の本を見る目、どこに興味があって、何をそんなに楽しんでいるのかぐらいは、確認してみてもよかったのにな、と思います。
それをヒントに「こんな本もあるよ」と上手に、半泣きにさせずに、持っていくこともできたでしょう。
本屋に連れて来て、傍からは教育的に見えるけれど、家ではほとんど一人読みをさせていて、実は親子の会話がそもそも少ないのかも、とまで想像してしまいました。
ママのお眼鏡にかなう本を探し出さなくちゃ、買ってもらえないあの男の子の心中、ちょっと可哀想になりました。
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by zuzumiya | 2011-08-29 18:30 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(2)
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Commented by うさぎ二匹 at 2011-08-30 07:22 x
病院の後に本屋ですか~根っから本好き・読書は生活の一部なんでしょうね!
でも回復しているみたいで良かったです!!

このお話、ドキッとしたのは私だけ!? 「好きなもの買いなさい」と言いながら「これは高いから駄目」「おまけ付きは大事にしないから駄目」最後には「ここの中で選んで!」極々狭~いコーナーを指差す。日常で良くやってます。上の子が自己主張ないんですが原因これかも!? 下は「さっき何でも選んでいいて言うたやろ…もぉ!!」って感じで自分の意見を通すのでセーフですが。と言っても自分でも狡いのは気付いているんですよ。駄目ですね~(--;)
Commented by zuzumiya at 2011-08-30 23:45
コメント、いつもありがとうございます。実は、多くのお母さんが無意識に(いや、子どものためによかれと思って)やっていることじゃないかと思って、書いてみたんですよ。私は本好きになればいいかな、ぐらいで「楽しけりゃいいや」であんまり考えずに買ってあげてました…。ただ、保母だったこともあり、読み聞かせはやってました。特に枕元に座って(布団に入るとこっちが先に寝てしまうので)、『おはなしのろうそく』というほとんど字だけの小冊子の世界の民話集があるんですが、それを読んでました。耳で聞かせる→自分で映像を想像させるを狙っていたつもりです。人の話を集中して聞くことにも役立ったように思います。小学3年くらいまでは親の読み聞かせは必要だと研修で教えてもらいましたよ。


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


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