世界を見つめるやさしいまなざしを育てよう

今、明治神宮で「海森彩生写真展」が行われています。これは「祈り、希望、海、森、再生」をテーマに一般とプロの写真家から集めた写真による写真展で、東日本大震災への復興の祈りの意味も込められています。趣味で始めた息子の写真が今回展示されているので、悪天候にもかかわらず夫婦で行ってきました。
それぞれの写真の脇には、その作品を撮った写真家の想いやメッセージが添えられてあります。「いつかまたこんなふうな美しい自然が戻ってきますように」「どうか希望を失わないで」。ひっそりと咲く小さな花や子供の無邪気な笑顔を捉えた写真に、そんな祈りや励ましの言葉が重なると「人間の魂って、捨てたもんじゃないよなあ」と胸が温かくなりました。
息子の作品は、二枚の小さなシダの葉に一筋の光が射してそこだけさみどりに輝いている、そんなささやかな一瞬を捉えたものでした。親として何よりうれしいのは、写真が選ばれて展示されたということより、私の知らないところで、息子が一人で、そういうピュアな目でこの世界を見て、大切にしたい美しい瞬間をちゃんと感じとったということです。そういうまなざしをもった人間として育ってくれていたということです。
我が家は息子が小さな頃から生き物が好きだったので、毎週のように田圃や川や林の自然のなかに連れ出していました。もしかしたら自然の中にいて、そのふれあいが今の彼の感性の土台になっているのかもしれません。
たとえば、小さな頃からプレゼントに、ぽんっとゲーム機は渡すけれど、カメラや顕微鏡や天体望遠鏡のようなものには大人はちょっと気がつきません。テレビをつければ悲しいニュースがたくさん飛び込んできますが、子供にこの世界の素晴らしいところ、美しいところをこそ見つけてもらい、そういう世界に生きていることを再確認して、自然も自分の生命も愛おしんでもらえるように、そんなプレゼントは効果的だと思います。
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by zuzumiya | 2011-07-20 00:48 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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