暮らしのまなざし

毎日の物語のなかに生きる

仕事が忙しくなると、気がつけば職場と家の往復の日々。夕飯を食べて気が緩んだところに今度は堪え難い眠魔が襲ってきます。朝がくればまた追い立てられるように家を出て、一日はあっという間に過ぎていきます。仕事をして責任も果たし、食べていくためのお金を稼いではいるけれど、それしかしていないような毎日に、電車のなかで「なんだかなあ」と溜め息がもれます。そんな時、気まぐれに開いた本が思いのほか面白かったり、流れてきた切ない恋の歌にやさしい気持ちや慰めをもらったりすると、やっぱり人には物語が必要なんだな、と実感します。この平凡な毎日がほんとうは恙無いありがたい毎日なのだと頭ではわかっていても、物語のような起伏や彩りやスパイスを求めてしまうのが人なのでしょう。この毎日を旅にたとえる人もいれば、物語にたとえることもできます。この今はまさに自分が作りだしている物語の一瞬。主人公も自分なら、筋書きだって演出だって自分なのです。「どう生きたって構わないのに、誰に遠慮しているというの。どうしてこんなに心が縮こまっているんだろう。もっと自由に、伸びやかに生きたっていいじゃない!」人生に主体的な気持ちを思い出させてくれるのが、私の場合、何よりも本や音楽なのです。
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by zuzumiya | 2011-05-16 21:13 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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