暮らしのまなざし

公共図書館のこれから

公共図書館のカウンターに立ってみて、しみじみ思うことがあります。毎日毎日、時には朝に夕に図書館に通ってきてくれる常連さんのおじいさんがいるのですが、いつでもカウンターの職員たちに笑って話しかけてくれます。毎日来てくれているのですから、会話は本のことというより他愛もない話だったりします。それから朝、寒いなか図書館の入口の前で開館を待っているお客様もいて、姿を見かけるたびに「失敗しても怒られても、今日も頑張らなくちゃいけないな」と胸が熱くなります。開館のチャイムが鳴るのと同時に、何人ものお客様がふうーっと息を吐きながら朝刊を手に、いつものテーブルのいつもの指定席にやってきます。電子書籍が広まったら、公共図書館の先行きはどうなるのかという不安もあるようですが、こういうお客様を見かけるたびに図書館の場の役割の重要性をひしひしと感じます。極端な話でなく、毎日の生活の一部に公共図書館がある、そのことの意味を考えます。孤独死や30代40代まで長引く引きこもり、虐待の事件の増加など、無縁社会と言われる中で、公共の施設である図書館も、もっともっと人と人との繋がりを創造する場になれると私は思っています。図書館もそういう視点から新たな試みをどんどん企画して、本や読書にかかわる情報提供だけでなく、人と人が巡り会い、暮らしの中で安心できる大切な居場所として定着できるよう、積極的に地域社会に働きかけて行くべきだと思います。もうすでに私のなかではいくつかのアイデアが浮かんでいます。
でも、まずは仕事をマスターしてからですね(笑)。
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by zuzumiya | 2011-02-08 21:37 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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