走ってみたらわかったこと

夫婦で夏から始めた夜のウォーキングにいつしかジョギングが加わって、ついに冬を迎えることができました。連れがあるせいか、よく続いているなあと自分でも驚きます。
毎晩、繰り返し走りながら思うことがあります。それはやっぱり、休まず続けることの凄さです。「継続は力なり」ほんとにそれに尽きると思います。
スピードを上げなくてもいい、小さくちょこちょこ走っていればいい、誰かに追い越されても自分のペースでいい、ただ足を止めないこと、前へ走り続けること。そうすれば必ずゴールは来てくれる、それがとてもとてもよくわかりました。

この「小さくちょこちょこ」というのがいちばん大切なことに思われます。
ついつい調子のいい時は、頑張ってスピードを出したりして、自分のいつものペースを乱してしまいがちです。今日一日はそれでよくても、疲れてしまって、翌日休むことになっては本末転倒です。継続こそ力なのだから、地道に続けることのみを目標にしていればいいのです。小さくちょこちょこでも、ただやめずに走っていくこと。それだけでいいのだと思います。

それともうひとつ。
何周もしていても、いつでもスタートラインを過ぎていくときには「さあ、また1周だ。頑張ろう」という新鮮な気持ちが湧いてくることです。
不思議なもので、スタートラインからはいつでも新たな1周の始まりとなって、どこかで気持ちがしゃんとリセットされる、新たな希望が持てるんです。人間とはそういういい習性を持ってる律儀な生き物なんだなあとつくづく思います。

それから最後に。
時間が好意的に思えたこと。時間が味方のように思えることです。
足を止めずにやめずに走っていれば必ずゴールに辿り着くように、終了の時間もくる。「やまない雨はない」のように「始まったものが終わらないことはない」と自分に言い聞かせて、ひたすら地道に走れば、いつだってちゃあんと、そのとおりに、終了の時間が来てくれるのです。ソローの言葉に「時間を味方につけたいなら、時間のことを忘れるほど何かに没頭することだ」がありますが、ほんとにそうなのです。
これらのことは、走っているうちに自然と実感として湧いてきたものです。
そして、走っているときだけじゃなく、日常のいろんな場面にも通用していくものだと今は思っています。

少しずつコツコツとやめずに繰り返していくこと。
結果をすぐ出そうとばかりにせっかちにならないこと。
ひとつひとつのことは小さなことでいいし、他人と比較せず、自分のペースでいいということ。
いつだって、始まりの緊張と高揚を取り戻せること。
どんなにつらく落ち込んでもずうっとは続かずに、時間が何とかしてくれること。

そして、走っていて何よりうれしく思うのは、少しでも身体を動かすと、身体の方からも動きたがっているようなサインを返してくれることです。
さっきまでつらかったはずなのに、なぜだかふいに身体が軽くなって「楽しいな、気持ちいいな」と夜空を仰ぐ余裕が出てくる瞬間がきます。
それはまるで、いのちの方でぐんぐんと猛烈に生きたがっているような、断固とした身体の自己主張とでもいうような強い張り合いを感じます。
頭でっかちに生きてきた私はとてもびっくりして、ついそんな身体にニヤついてしまいますが、でもありがたいことと感謝しています。

ああ、走りに行こう。今夜も行こ行こ。
[PR]
by zuzumiya | 2010-12-06 20:09 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://zuzumiya.exblog.jp/tb/11667573
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


ふだんの暮らしに息づいているたいせつなもの、見つめてみませんか?


by zuzumiya

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

※このブログの無断な転載はご遠慮願います。

最新の記事

私の母はカッコイイ!
at 2017-09-19 20:34
私、見てたから
at 2017-09-19 15:23
私の流儀
at 2017-09-15 23:48
保育士あるある2
at 2017-09-13 21:05
シアワセは何かに託してはいけ..
at 2017-09-10 08:44

最新のコメント

検索

ブログジャンル