暮らしのまなざし

散策に楽しい冬芽の顔さがし

a0158124_2057657.jpga0158124_2058199.jpg知り合いが紅葉狩りの散策に出かけたときに、あるおばあさんが虫眼鏡でもって熱心に樹を見ていました。声をかけたところ「冬芽を見ているんです」と返ってきたそうです。冬芽って知っていますか? 家の図鑑で調べてみるとこれがなかなか面白いのです。葉が落ちた落葉樹の枝の先には、冬芽と言って小さく芽がついていて、来年の春にはここから伸び始めるのです。モカモカとした毛で覆われ、寒風や雪にも耐える工夫もしてあり、冬芽はたいてい葉の落ちた付け根のあと「葉痕(ようこん)」のそばについています。その葉痕の形と相まって、まるで動物の顔や仏様の顔のように愛らしく見えるのです。おばあさんはそれを微笑みながら観察していたのです。なんと豊かなひとときでしょう。長新太さんの文で写真絵本が出ているのでちょっと紹介します。小さな枝にそれぞれ剽軽な顔がついていて、見ているととても心和みます。紅葉の美しさにうっとりする季節ですが、虫眼鏡を持って、冬芽と葉痕の顔さがしもなかなか面白いと思います。自然は飽きさせませんね。冬の散策に新たな楽しみが加わりました。
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by zuzumiya | 2010-11-28 08:30 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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