佐藤雅彦さんの「0655」と「2355」

仕事の同僚に教えてもらって、つい先日知ったのだけれど、NHKの教育テレビの「0655」と「2355」という5分間の映像番組。あれ、面白いですねえ。
「0655」は朝の6時55分に「2355」は夜の23時55分に始まります。
民放にもありますよね、番組と番組の間の隙間番組。日テレの「音のソノリティ〜世界でたった一つの音〜」なんか、日本の自然の風景を音を切り口に撮ってきて、とてもいい番組です。5分とか短い時間でも面白いことってできるんですね。
教えてもらった翌日の朝日新聞の朝刊に「0655」と「2355」が取り上げられて、人気がある、とちょうど書いてありました。
実は「ピタゴラスイッチ」の佐藤雅彦さんが番組監修なんです。
「ピタゴラ」の時も新しくってシンプルで洒落てて面白いなあと感心しましたが、今回の企画もいいです。コンセプトがちゃんと伝わってくる。
特に「2355」なんて、今日の終わりにすごくのんびり癒されてしまいます。
今日から明日へと移って行く、その最後の最後の瞬間にご一緒しましょう、っていうフレンドリーな感じが好きなんです。
「明日もいい日でありますように」って毎回文字が出るんだけれど、いろいろあった今日をきちんとおさめて終えて、明日を迎える準備をしようというこころがけが、シンプルに面白く愛らしく伝わってくる、そこが新しいと思うんです。
佐藤雅彦さんといえば『暮しの手帖』でも「考えの整とん」というコーナーでエッセイを書いているけれど、編集長の松浦弥太郎さんが『暮らしのヒント集』や『今日もていねいに。』なんかの著作で展開している考え方と同じところから、この映像番組の企画も発生している気がします。松浦弥太郎さんが文章で、佐藤雅彦さんが歌や映像で表現しているだけのように思えるんです。
どちらも「一日一日をだいじに暮らそう」っていう根っこがあって、そのことをそれぞれのやり方と興味で提案している気がします。そして「明日も(「0655」の場合は今日も)いい日にしようね」っていう希望もちゃんと与えてくれている。
こういう考え方いいよなあ、まっとうだよなあとしみじみうれしく思います。
そういう志を持って、互いの得意分野で表現するクリエイティブな二人に、とにかく拍手を贈りたいです。
私も刺激を受けて、何かまた新しいことをブログ内で始めたくなる。
さあ、今夜もこれから「2355」を見て、トビハゼのトビーのつぶやきに癒され、John Wood and Paul Harrisonの「1ミニッツギャラリー」のおかしな現代美術に吹き出して、真心ブラザーズの歌う「今日をのりこえる歌」にしみじみしようか。
そんでもって「2355が、明日がくるのをお知らせします」に、ほっとしようかなあ。
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by zuzumiya | 2010-11-11 23:48 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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