暮らしのまなざし

ブログらしく近況6

最近、イーノ先生がまた凄い注目されててびっくり。
「Small Craft On A Milk Sea 」がオリコンでも洋楽の20位以内に入ってるってどういうこと? それになんだ、あのタワレコ宣伝の「エレガントのススメ」って文字は…。
私はアンビエント大好きだけど、エレガントなんて思ったことはない。
あれ、なんだか嫌だなあ、あの売り方。お洒落みたいじゃん。
しかも、よく見たら元JAPANのデヴィッド・シルヴィアンもいるではないか!
イーノ先生の新作の解説だかで、ニーノ・ロータ(!)の映画音楽ばっか聞いていた時期があるって書いてあったけど、私も高校の頃からフェリーニのファンだから嬉しかった。
それで先生との繋がりを感じてしまうのは、私も最近はサントラに聞きたいものがあって、お金が出来たらほしいと思ってたとこだったこと。まずは『脳内ニューヨーク』のサントラと『死ぬまでにやりたい10のこと』のサントラ、そして『ノルウェーの森』のサントラ。
『脳内〜』はDVDに入ってる予告編で知ったんだけど、女性ヴォーカルの曲がすごく良くて、すぐにメモをとった。Deanna Storey(ディーナ・ストーレイ)っていう人なんだけどYou Tubeでも聞ける。お話は『エターナル・サンシャイン』の脚本家チャーリー・カウフマンの初監督作品なんだけれど、人気劇作家が自分の頭のニューヨークを実際のニューヨークの中に作ってしまうというそれなりに風変わりなもので、DVD見るかどうかはわからないけど、音楽はいいと思う。1曲だけしか聞いてないけど、たぶんいいんじゃないかという勘が働く。音楽監督のジョン・ブライオンという人物にも興味ある。
『死ぬまで〜』は以前から欲しかったもの。「GONZALES」や「ANTONY&THE JOHNSONS」を使うイザベル・コイシェ監督だから、絶対選曲がいい。以前にDVD見てるときにすぐサントラを買おうと思ってたから。
それから『ノルウェーの森』は夏がくるたびに見ちゃう『青いパパイヤの香り』や『夏至』のトラン・アン・ユン監督作品だし、レディオヘッドのギタリストのジョニー・グリーンウッドが音楽監督なんだって。良さげじゃないかと、公開前なのにこちらも勘が働く。イーノ先生も映画は見てないうちから純粋にサントラを楽しんでいたとも言ってたし。先生の「ミュージック・フォー・フィルムズ」は、たしかうんと前に私が高校か大学の頃、『エゴン・シーレ』という映画の終わりに流れてきて、当時すこぶる喜んだ憶えがある。しっかし、CDに興味が行くとほんとにお金が飛んでいく。ビンボー人は厳選しなきゃな。

『音楽と人』をビンボーで買えないので立ち読みしてきた。
「彼女は買い物の帰り道」の歌詞の出来に満足がいって、その後「悪魔メフィスト」など
ある意味、光に対しての影や闇にあたる楽曲が立て続けに生まれたとか。「彼女は〜」という曲がなにかしら大きな区切りというか、吹っ切れたというか、ターニングポイントになったのかな、と想像した。「彼女は〜」の歌詞がとにかくちゃんと書けてよかったんじゃないかと思った。最近のなかの、光の方の部類の、最高の出来なんだろうなあ。本人も何度も聞いていたっていうから、さぞかし思い入れのあるいい曲なんだろう。アルバムが出て、私はようやくきちんとゆっくり聞ける。ライブ直前だけれど(苦笑)。
あと「ジレンマ」発言もやっぱりそうだったのか、という感じ。「いつか見た夢を」の歌詞にはたしかに「…」状態だったので。
それにしても、今更ながら針の振幅の大きい人だ。自分に嘘はつけないっていうけどそうなんだなあ、と思う。面白い。でも、次の次のアルバムは堂々とポップ路線で真っ向から売りに行くらしいから、それも楽しみだ。

ついに鴨居羊子をじっくり読もうと思っている。
私はなぜかヨーコと名のつく人に縁があって、憧れを持つ。オノ・ヨーコ、荒木陽子、山本容子、久坂葉子、そして鴨居羊子。新聞記者から下着デザイナーへ転身、カラフルなスリップ、ガーターベルトなど日本の女性下着に革命を起こした人だ。画家でもあり、人形作家でもあり、魅惑的なエッセイを書く文筆家でもあった。
この人のことは江國香織さんがエッセイだったかインタビューだったかで、素敵な文章を書く人だと紹介していたと思う。ヘンな話だが、下着デザイナーというだけで私はちょっと敬遠していて、今まで知っていてもきちんと読んでこなかった。
今回、細江英公さんの写真絵本『花泥棒』に巡り会い、鴨居羊子さんが作ったちょっとブラックなテイストの人形を見て、その美意識がテリー・ギリアム監督の「不思議の国のアリス」をモチーフにした映画『ローズ・イン・タイドランド』の世界観に似ている気がして、再び縁を感じた。『鴨居羊子コレクション1〜3』(国書刊行会)で彼女の文章はまとまって読める。解説の早川茉莉さんによると森茉莉、武田百合子の好きな人はおそらく鴨居羊子も好きだろうという。それならば今度こそ、と私はうれしく思う。
不思議なものだけど、知っていることと芯から出会うこととは違って、私と鴨居羊子さんとの出会いは今なんだろう。たぶん、人生をすごく貪欲に愉しもうとする人で、しかもアバンギャルドな女性だったんだろうな。
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by zuzumiya | 2010-11-09 19:48 | 日々のいろいろ | Trackback | Comments(0)
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