暮らしのまなざし

砂時計のからくり

砂時計を見ながら思いました。最初は下へどんどん砂が落ちていくのが楽しみです。でも、半分をこえてからはだんだん砂が少なくなっていくのを「ああ、なくなってきちゃったなあ」「ああ、もうこれだけか」と何だか寂しい気持ちで見つめるようになっています。人間は不思議なもの。減っていく、なくなっていくことへの潜在的な怖れがあるのでしょうか。途中から目を下に転じて「こんなに貯まったぞ」とは思えないようです。人間もこの砂時計を見るからくりと似ているなあと思います。半分を過ぎた頃から騒ぎ出す。年をとって減っていくもの、失われていくものを目で追っているうちは、反対側の得てきたもの、貯まってきたものに気がつきません。思い出、生きていくための知恵、友人や家族、感受性の深度、感謝する心、やさしさや寛容さ…。年をとって失うものを数えることよりも、今持っているものを数えたい。最後にはきれいな山がきっとできていると信じて。

(今からできること)
※皺はたくさん笑ったから。シミは子供と一緒によく遊んだから。脂肪は食べるのに困ら なかったから。白髪はよく考えたから。そんなふうに良い方へ捉えてみませんか。
 あっけらかんと肯定的に捉えるようにした方が楽しいと思います。  
※持っているものをぼんやりと数えてみると、それなりにあって、不幸だと嘆くほど不幸 ではないなと思えてきます。先のことなど悩んでみても、結局のところ生きてみなけ  ればわからないものです。
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by zuzumiya | 2010-06-13 11:25 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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