暮らしのまなざし

当たり前をいったん外してみる

霧雨が降っては止む肌寒い日にずっと外にいました。帰りに体を温めようと入ったブックカフェでとても素敵なサービスを受けました。そこには家の居間にあるような2人掛けのふかふかのソファが向かい合って置いてあり、フリースの膝掛けが置いてあります。携帯カイロに手をこすりつけながら腰掛けると「今日はやっぱり冷えますか?」とメニューを持ってきてくれたお店の若い女性が話しかけてきました。「そうですね。膝掛けをお借りしますね」と笑顔で話して、温かいカフェオレを注文しました。ようやく人心地ついていると、さっきの女性が今度は「お冷やをお持ちしましょうか」と言ってきたのです。その時、ああそうかと気づきました。寒さで震えているお客さんにすぐさまグラスの水を出すと、口をつけるはずもなく、見た目に余計に寒さを感じてしまいます。暖まり、人心地ついてから持ってきてくれたのだなと思ったら、うれしくなると同時にとても感心しました。

(今からできること)
※このお店の教育がいいのでしょうか、それともこの若い女性の機転なのでしょうか。
 見ていると新しくお客さんが入ってくるたびに何か話しかけていて、妊婦さんが入って 来たときには「膝掛け、足りますか?」と訊いていました。通り一遍のマニュアル接客 ではこうはいきません。お客さんを見て、話しかけてみて、より一層くつろいでもらう には何ができるか、考えて仕事をしているのでしょう。帰りも「ありがとうございまし た」だけでなく「またのお越しをお待ちしております」と添えてくれました。
※「最初にお客さんにお冷やを出すのは当たり前」と考えてしまうと、こういう臨機応変 な温かい接客はできないでしょう。当たり前を外して考えてみるのも必要です。
※ちなみにお店は千歳烏山の駅南口脇の「CAFE RASHIKU」です。
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by zuzumiya | 2010-05-31 17:12 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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