暮らしのまなざし

大人の私をきちんと怒ってくれるもの

大人になるときちんと怒られることがなくなってきたように思えます。怒られるというのは、例えば仕事で失敗をしてそれを怒られるというよりも、もっと内面的な、自分の弱さや甘えの部分、図星の箇所をしっかり突かれてはっきり怒られるということが少なくなってきたように思えるのです。人間関係の希薄さ、面倒さなのでしょうか。そんなふうに思ったのは、人ではなくて本から「怒られた」と実感することが多いからです。暮しの手帖の初代編集長の花森安治の言葉に「美しいものは、いつの世でもお金やヒマとは関係ない」があります。それから有名な茨木のり子の詩の「自分の感受性くらい/自分で守れ/ばかものよ」もあります。この二つは私にとってはショックな言葉でした。でも、紙に書いて持っておいたり、本を側に置いたりして、弱気になったとき、迷ったとき、いつでも頭を垂れてガツンと怒られようと思っています。そういう言葉、あなたにはありますか。


※花森安治の言葉です。
「美しいものは、いつの世でもお金やヒマとは関係ない。みがかれた感覚と、毎日の暮しへのしっかりした眼と、そして絶えず努力する手だけが、一番美しいものをいつも仕上げる」…お金とヒマのせいにしてしまいがちでしょう?
※茨木のり子の詩『自分の感受性くらい』、金子光晴の詩『おっとせい』なんかもガツンときます。読んでみて下さい。音楽では「エレファントカシマシ」の歌でしょうか。
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by zuzumiya | 2010-04-30 00:56 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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