躾の奥にあるもの

息子が卒業式で着るスーツを試着していた時のこと。試着室から出て来た息子はズボンをきちんと三つ折りにして両手に持って、会釈までして店員に返していました。こんな丁寧な行いを私は教えた憶えはないので驚くのと同時に嬉しくなりました。躾というのは不思議です。「こうしなさい」と教えたものがそのとおりに伝わって子どもの行動に出る場合と、きちんと教えたつもりはないのに、子どもが度重なる日常から自然と学んで行動に出す場合があります。ズボンの畳み方は洗濯物で目にしていたとしても、客の立場に甘えず目上の店員にきちんと畳んで返せた息子は、どうやら我が家の躾の大本にある「人にやさしくあれ」を身につけていてくれたようです。躾とはいちいちの振るまい方を教えるというより、その奥にある親の人間としての理想や信念を教えて行くことだと思います。その部分が伝われば、どんな場でも臨機応変にふさわしい行動がとれるような気がします。

※「こういうことをしたら、お母さんは悲しむだろうな」と子どもが思えるとき、お母さん像がすでにはっきりと子どものなかにあります。このイメージ作りが日頃の躾の目標なのだと思います。
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by zuzumiya | 2010-03-11 15:46 | 日々のことづけ | Trackback | Comments(0)
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